マイページ

マイページの機能は、JavaScriptが無効なため使用できません。ご利用になるには、JavaScriptを有効にしてください。

 

マイページの使い方

ここから本文です。

更新日:2017年1月21日

 

 

藤沢市教育委員会『教育長の窓 No.128』

2015年(平成27年)5月 教育長の窓 No.128

『主体的で質の高い学校教育を実現するために ~藤沢市立学校教職員人材育成基本方針~

教職員研修の様子

桜の花びらが舞う中での入学式、今はもうハナミズキへと変わり、木々の緑が日に日に濃くなってきました。4月は雨が多く、またずいぶんと寒い日がありました。それでも子どもたちが元気に登校してくれている姿に会うと、思わずほほえんでいる自分がいます。「子どもたちのえがお」は、大人たちの「元気の素」なのかもしれません。

やっと学校生活になじんだ頃、5連休となりました。7日にみんな、学校にきてくれるかと気がかりです。そして、今まで遠慮がちだった人間関係が、これから本格的に深まる中で、さまざまな課題が起きてくる頃でもあります。保護者のみなさまにおかれましては、お子様の小さな変化に気づかれましたら、遠慮なく学校へ相談をしていただき、学校とともにお子様を見つめ、お子様の抱える困りごとが解決できるよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

教職員の仕事は、いまや「学習指導」だけではなく、「いじめ・不登校等児童生徒の指導上の諸課題」「支援教育の充実」「食育指導」など、多様な課題に対応することが課せられています。
これらの教育課題に的確に対応していくためには、教職員一人ひとりが課題意識を持ち、専門性や応用力を高めるなど、資質能力の向上に意欲的に取り組む必要があります。また、年齢構成的にも、藤沢市においては、小学校で20代・30代の教職員が半数を占めるといった状況にあります。研修の必要性は大きいのですが、教職員は日頃学校での教育活動を行っているわけで、研修のみを行うというわけにはいきません。

そこで、藤沢市では、一人ひとりの教職員の積極的な自己啓発と、学校、市教育委員会の三者が目的意識を共有し一体となって、経験年数に即した研修を行うため、「藤沢市立学校教職員人材育成基本方針」を本年3月に定め、その方針に基づき本年度より研修を始めます。この基本方針は、いままで各課ごとに取り組んでいた教職員の研修を体系化し、キャリアステージに応じた研修の目的を明確にして、教職員の人材育成を行うようにしたものです。

また、教育文化センターには、学校人材育成支援員を配置し、学校外の研修だけではなく、必要に応じて学校内での授業研修等への支援も行えるようにしました。加えて、臨時的任用教員や非常勤講師についても、教育に対する使命感や、児童生徒へ情熱を持って授業や教育活動を行えるよう、具体的な方法を学ぶ研修を推進していきます。
各学校においては、市教育委員会が示したそれぞれのキャリアステージの目的を意識し、学校現場ならではの人材育成に努めます。

教職員の意欲は、そのまま子どもたちの教育活動への意欲に、深く関わります。藤沢市教育委員会では、学力向上、体力向上、児童生徒指導等を自信を持って進められる、次代の教育を担う人材育成を進めるとともに、学校全体の教育力や組織力の向上を図って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

情報の発信元

教育委員会教育部教育総務課

〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎3階

電話番号:0466-50-3556(直通)

ファクス:0466-50-8424

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページの情報は見つけやすかったですか?