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更新日:2023年4月10日
2023年(令和5年)4月10日号教育長の窓No.210
「希望に満ちた2023年度のスタート!」
桜の見ごろも過ぎ、春風が肌に心地よい季節となりました。市内の小学校、中学校、特別支援学校では、桜吹雪が舞い散る中、入学式と始業式がつつがなく終了し、いよいよ、希望に満ちた2023年度がスタートいたしました。
私事でございますが、この度、藤沢市教育委員会教育長としての2期目を拝命することとなりました。1期目はコロナ禍での3年間でしたので、初志を達成するためのチャンスをいただけたものと捉え、誠心誠意、全力で取り組んでまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症の状況につきましては、このところ大きな変化はありませんが、下げ止まりとの見方も報道されています。教育委員会といたしましては、4月より、学校教育活動に当たって、マスク着用を求めないことを基本としながら、感染症予防対策を講じるケースや留意点についての通知を保護者宛に発出させていただきました。また、感染症法上の位置付けが5類感染症に変更される予定の5月8日以降の取扱いにつきましては、改めてお知らせすることとしています。
教育委員会では、「学校教育ふじさわビジョン」を踏まえ、令和5年度の重点的な取組として、次の5点を掲げました。
1. 「不登校児童生徒への支援」
2. 「支援教育の充実」
3. 「学校適正規模・適正配置に向けた取組」
4. 「コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進」
5. 「部活動の地域移行」
これらのほかにも、ICTを活用した学習指導・学校プールの集約化・教職員の働き方改革・教員不足への対応など、取り組むべき課題は山積していると捉えています。中でも、教員不足の問題は喫緊の課題であると強く感じています。しかし、この問題は藤沢市だけで取り組める問題ではありませんので、神奈川県や国に対して、より強い要望を継続していきたいと思っています。教職は、学びを通して、子どもたちの成長に関わることができる、たいへんやりがいのある仕事であると思っています。しかし、最近では教員の多忙が社会問題として頻繁に取り上げられるようになったことから、敬遠される仕事になりつつあると懸念しています。私は、「教師」という仕事が、子どもたちにとって、再び憧れの仕事となるよう、藤沢市の学校教育から、発信していきたいと思っています。
教育委員会といたしましては、今年度も子どもたちの安全・安心を守りながら、より充実した教育活動を実現するために、各学校を支援してまいりたいと思います。保護者のみなさま、地域のみなさまには、ご理解とご協力をお願いいたします。
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