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更新日:2023年12月13日
工場や事業所の環境緑化は、そこで働く人たちにとって仕事場の環境をより良くし、また、地域環境との融和を図るためにも重要です。この認識をふまえて、昭和49年4月に市内の工場や事業所等により「藤沢市工場等環境緑化推進協議会」が設置されて以来、各種講習会・施設見学会等を開催し、緑化意識の普及・向上・啓発に努めています。また、協議会の日頃の緑化活動実績が認められ、平成2年度に関東通商産業局長表彰、平成13年度には自然環境功労者環境大臣表彰を受けました。
令和5年度現在の加入事業者数は43社です。
春色の候、会員事業場の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 また、当協議会の令和4年度の事業活動におきましてはコロナ禍では有るものの皆様のご協力の下、恙無く進めることが出来ました事、厚く御礼申し上げます。
さて、今年でコロナウイルス感染拡大問題は4年目を迎えました。当初と比べますと社会は格段に回復し、藤沢近辺の観光地や景勝地等では、多くの観光客の姿が見受けられます。
また、新年恒例の箱根駅伝では沿道で一生懸命応援される方々の姿が画像に映し出され、いつものお正月が戻ってきた感を受けました。昨年11月にはサッカーワールドカップが開催され、日本チームは強豪ドイツ、スペインを破る快挙を見せてくれました。全員が勝ちに拘り、まさに“One Team”で戦う姿を目の当たりにし、鳥肌が立つ思いでした。
次に環境問題について触れてみます。私が所属していますいすゞ自動車藤沢工場では、現在カーボン・ニュートラルへ向けて電動化や代替燃料(水素、CNF(カーボン・ニュートラルフリー))を使用した車両を目指し、一段と加速しながら日々商品化を目指しています。また、生産ラインではCO2削減に貢献すべく、いろいろな機械や施策等が投入され、全社一丸で取り組んでいます。既に一部のトラックやバス等は商品化され、街で見受けられます。手前味噌で恐縮ですが、皆さんも街で“ISUZU”のエンブレムを見ましたら注意深く見ていただくと実感できるかもしれません。
また、皆様の事業場でも地球温暖化防止に向けていろいろな施策が行われているものと思います。この協議会におきましても然りであり、皆が一丸となり藤沢市の環境緑化運動の活動を積み重ねる事で、誰もが誇れるような優しく住みやすい環境になるものと強く思います。
この先もこの活動が有意義且つ実効性が有るものとなるように皆様方のご支援・ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。(いすゞ自動車(株)藤沢工場 森 記)
藤沢市企業等環境緑化推進協議会の第50回総会を、令和5年5月16日(火曜日)に藤沢市役所本庁舎8-1、8-2会議室にて開催いたしました。
令和4年度の事業報告、決算報告及び監査報告が承認され、令和5年度役員の改選、事業計画及び収支予算が承認され、無事に審議を終えました。(事務局 記)
藤沢の緑を守り育て、市民による「緑と花いっぱい運動」をさらに推進していくことを目的とし、「藤沢市みどりいっぱい市民の会」「藤沢市」「当協議会」の3者共催で開催しており、今年で42回目を迎えました。(会場:藤沢公民館・労働会館等複合施設Fプレイス)
令和5年度「緑と花のまちづくり」表彰式では、緑と花いっぱい功労者や各種コンクール(標語、緑と花のまちづくり、学校花だん、ポスター)において最優秀賞・優秀賞を受賞された方々にご来場いただき、各作品の発表と表彰を行いました。受賞者インタビューでは作品の背景やコンクールへの想いを伺い、市民の皆様や未来を担う子供たちの言葉からあらためて藤沢市の緑と花の魅力を再認識する機会となりました。その後の緑化セミナーでは、遠藤笹窪谷公園の自然環境の紹介や花壇づくりのアドバイスなどを講義いただき、緑化への関心を深めることができました。
来年度も引き続き、会員の皆様のご協力をお願いいたします。 (東レ株式会社基礎研究センター 半谷 記)
令和5年7月6日(木曜日)に本年度の視察見学会及び緑化技術講習会を藤沢市遠藤笹窪谷公園にて実施いたしました。12社14名が参加し、講師はみどり保全課・自然生態専門員の石田聡が務めました。汗ばむ陽気の中、公園内を散策した後、涼しい室内で生物多様性やSDGsについての講習を受講しました。(事務局 記)
藤沢市の三大谷戸の一つでもあり、生態学的にも市内トップクラスの良好な自然環境を 保有している貴重な公園を訪問させていただきました。 山道を少し歩き進めると、街の喧騒を忘れさせてくれる豊かな里山の景色が広がっていました。 園内散策の際は、虫取り網を各自一本配られ、自由に昆虫を捕まえるという貴重な体験をさせていただきました。大人になり虫取り網を持って、実際に捕まえるということに、最初は戸惑いも感じましたが、いつの間にか童心に帰ったように、暑さや時間が経つのを忘れ夢中で採集をしていました。(数種類のトンボ、トノサマバッタ、モンキチョウなど) 遠藤笹窪谷公園は、藤沢市の中で最も豊かな自然が残されている場所です。みなさんも一度、ご家族で足を運び昆虫採集体験をされてはいかがでしょうか。楽しい思い出の一ページを描くことができると思います。 (オイレス工業株式会社藤沢事業場 槁本 記)
全員が童心に帰った視察の後は、生物多様性サテライトセンターにおいて、「生物多様性とはなにか?SDGsとの結びつき」についての講習となりました。先ず生物多様性とは“地球には色んな種類の生き物がいる”その中で ・生態系の多様性。・種(種間)の多様性。・種内(遺伝子)の多様性の3つに区分される事。またそのそれぞれの多様性についての危機。そしてそれらの生物多様性を持続するためにSDGs目標15である“陸の豊かさも守ろう”との結びつきが重要であり、我々に課せられた課題である事を学びました。後半は“気候変動の急加速化”の影響を受け倒木などの被害を受けた森の回復活動が行われている事の説明を受けました。もはや近年における気候変動は人災と言っても過言では無く、CO2削減が急務であり地球全体で取り組んでいる課題です。弊社においても2030年までに2013年度比50%削減をコミットし、現在全社を上げて取り組んでいます。
今回の座学は限られた時間でしたので、正直全てを理解できたとは言えませんが少なくとも“理解してから行動する”のではなく“行動しながら理解し学ぶ”ことも時には重要であると感じました。業務以外でも日頃の行動や生活等、今一度振り返り豊かな自然環境が持続出来るよう小さな事でも積極的に取り組んで行きたいと改めて自己啓発させて頂いた講習でした。 (いすゞ自動車株式会社藤沢工場 森 記)
所在地 藤沢市桐原町8 事業内容 オイレスベアリング製造など
オイレス工業(株)は、2022年3月創立70周年を迎えました。 藤沢事業場は、元山林であった土地を購入し、1967年に開設、緑と太陽の自然環境にめぐまれた藤沢市の北に位置する事業場として、オイレスグループの企業行動憲章のひとつである『私たちは、地球環境の保護に積極的に取組みます。』を自覚し、環境保全に貢献する製品「オイレスベアリング」の研究・開発から設計、製造及びお客様への販売に至るあらゆる企業活動において、地球環境に配慮した活動を継続的に推進しています。又、世界の課題である「2050年カーボン・ニュートラル」に向けての取り組みを進めています。
構内には、サクラ、ハナミズキ、ヤマモモ、クスノキなど約100種類の樹木が植樹されており四季折々の景色を楽しむことができます。そのため野鳥の飛来も多く、ヒヨドリ、ムクドリ、メジロなど約20種類のバードウォッチングを楽しむことが可能で、ビオトープでは絶滅危惧種である藤沢メダカを飼育するなど、緑豊かな事業場です。
最後に、これからも生物多様性の保全に努め次の世代へつなげる活動を続けてまいります。
所在地 藤沢市鵠沼神明1-5-50 事業内容 軸受製造 など
日本精工株式会社は1916年(大正5年)に日本で最初に軸受(ベアリング)を世に送り出して以来、日本における軸受のパイオニアとして、さまざまな軸受を開発・供給してきました。藤沢工場は1937年(昭和12年)に鋼球工場として「藤沢市鵠沼神明」に設立、翌年に軸受工場を建設し、今では大径、小ロット、精密級の多品種の軸受を製造しています。
藤沢工場では環境方針の1つに「生物多様性保全」を掲げ、2017年より年に2回、藤沢市内の緑地保全地区である「ふるさとの森(稲荷の森)」にて、社員およびその家族を主体とした、緑地保全活動を行っています。
内容としては、藤沢市とNPO法人の協力のもとに行われる自然観察会、落ち葉溜め(カントリーヘッジ)の管理と観察、巣箱の設置・清掃、枯れ枝の切り落とし・下草刈り(外来種駆除)、子供向けのクラフト作りなど、多岐に渡ります。伐採した木の幹や枝で作るカントリーヘッジの中に集められた大量の落ち葉の下には、毎年秋になると、たくさんのカブトムシの幼虫が見られるようになりました。
また藤沢工場内では昨年より、野菜によるグリーンカーテンの実施を始めました。窓一面を覆う植物のおかげで直射日光が遮られ、わずかですが窓の表面温度が下がる結果となり、またミツバチなどの昆虫もたくさん集まってきました。野菜の収穫も出来ることから植物に興味を持つ人も増え、コミュニケーションが増えるなど、職場環境の改善にもつながっています。
これからも地域の一員として生物多様性の保全に努めると共に、事業活動の環境への影響緩和に、より一層取り組んでまいります。
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メルシャン(株)藤沢工場
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ソニーグループ(株)湘南テクノロジーセンター
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(株)東京ゴム製作所
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オイレス工業(株)藤沢事業場
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ナショナル・ベンディング(株)湘南第一営業所
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(株)須藤製作所
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シロキ工業(株)藤沢工場
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日東化学産業(株)
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(株)大峯
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(株)ピーケーサービス
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本協議会では、活動等を紹介するための機関誌「緑光」を年に1回発行しています。
藤沢市役所みどり保全課や長久保公園での配架のほか、以下にデータを掲載しておりますので、是非ご一読ください。
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