鳥獣害対策用の電気さくについて

「電気さく」は、田畑や果樹園などで、電気刺激によって、野生動物の侵入などを防止する「さく」のことです。市民の皆様におかれましては、感電防止のため、「電気さく」と思われる「さく」を見かけた際には、むやみに近づかないよう、十分ご注意ください。
また、電気さくを設置されている方につきましては、安全対策が適切に行われているか再点検をお願いいたします。

電気さく設置の際の注意

電気さくを施設した場所には、人が見やすいように適当な間隔で危険である旨の表示をしてください。
電気さくは、次のいずれかに適合する電気さく用電源装置から電気の供給を受けるものにしてください。
(1)電気用品安全法の適用を受ける電気さく用電源装置
(2)出力電流が制限される電気さく用電源装置であって、次のいずれかから電気の供給を受けるもの
・電気用品安全法の適用を受ける直流電源装置
・蓄電池、太陽電池その他これらに類する直流の電源
電気さく用電源装置（直流電源装置を介して電気の供給を受けるものにあっては、直流電源装置）が使用電圧30V以上の電源から電気の供給を受けるものである場合、人が容易に立ち入る場所(※)に電気さくを施設するときは、当該電気さくに電気を供給する電路には次に適合する漏電遮断器を施設してください。
(1)電流動作型のもの
(2)定格感度電流が15mA以下、動作時間が0.1秒以下のもの
電気さくに電気を供給する電路には、容易に開閉できる箇所に専用の開閉器（スイッチ）を施設してください。

※「人が容易に立ち入る場所」とは、人が一般的に通る場所と、さく、へい等で分離されておらず、かつ、人が容易に触れ得る高さの場所を指します。