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2006年藤沢市の10大ニュースについて(2006年12月21日記者会見)

最終更新日:2006年12月22日

藤沢市では総合計画事業が着実に滑り出した年でありました

2006年12月21日(木)に行った12月の市長定例記者会見では、次の3つの事項について市長より会見を行いました。
1. 藤沢市消防防災訓練センターの開設及び平成19年藤沢市消防出初式の開催について
2. 2007年成人式の開催について
3.2006年藤沢市の10大ニュース
このページでは、「2006年藤沢市の10大ニュース」を掲載しています。


2006年藤沢市の10大ニュース

 それでは、最後に平成18年(2006年)を振り返りまして、藤沢市に関わる主なニュースについてふれてまいりたいと思います。
 昨年は、JR福知山線の脱線事故や耐震強度偽装事件など、まさに「災」の年でありました。先日、今年の世相を表す漢字に「命」が選ばれましたが、飲酒運転による悲惨な交通事故、そして子どもたちのいじめや自殺が相次いだ年でありました。
 藤沢市では、ふじさわ総合計画2020の後期実施計画の初年度にあたり、計画事業が着実に滑り出した年でありました。
 この一年、多くの出来事がありましたが、その中から藤沢市の10大ニュースとして、次のとおり選ばせていただきました。

◇◇◇2006年藤沢市の10大ニュース◇◇◇


◆1 耐震強度偽装マンション「グランドステージ藤沢」の住民支援と周辺の安全確保

◆2 保健所、救命救急センターの開設

◆3 犯罪のない安全安心のまちづくり対策を推進
     「犯罪のない安全・安心まちづくり対策会議」の発足
     GPS携帯電話を利用した防犯対策システムの運用開始

◆4 ごみ処理有料化関係条例の可決
     (2007年4月戸別収集、10月有料化スタート)

◆5 湘南C−X(シークロス)本格事業着工

◆6 藤沢駅周辺大型店舗の撤退と進出
     (丸井、東急ハンズの撤退とビックカメラの進出)

◆7 武田薬品工業、新研究所建設を藤沢市に決定

◆8 藤沢市・昆明市友好都市提携25周年

◆9 レディオ湘南開局10周年

◆10 江の島岩屋洞窟入洞者300万人突破


10大ニュースの説明


◆第1位は、耐震強度偽装事件のマンション「グランドステージ藤沢」の住民支援と周辺の安全確保といたしました。
 昨年11月に構造計算書偽装問題が国土交通省から公表され、1年が経過いたしました。本市に所在する「グランドステージ藤沢」については、「震度5弱でも倒壊するおそれがある」とされ、一連の構造計算書偽装マンションの中でも耐震強度が極めて低いことが判明したことから、同年12月15日に建築基準法の規定に基づく使用禁止命令を行い、本年1月20日には入居者全員の退去が完了いたしました。その後、国の方針に基づく家賃等の助成や、住民からの要望であった「法律相談」や「心のケア」への対応など、さまざまな支援を行ってまいりました。
 その一方で、一日でも早く周辺住民の安全を確保することが重要であると判断し、当該建物の危険な部位である4階から10階までの上部7層の除却を行うこととし、4月21日に工事に着手いたしました。現在は、6階部分の除却工事を行っているところであります。
 また、今後の再建につきましては、住民が主体となって組織し、再建計画の検討を行っている「再建ワーキング・グループ」に対して専門家を派遣するなど、本市では、早期再建に向けた支援を行っております。

◆第2位は、藤沢市保健所と救命救急センターの開設であります。
 本市は、4月に保健所政令市となり、藤沢市保健所を開設いたしました。県内では5番目の保健所設置市となります。近年、保健サービスへの市民ニーズが多様化していることから、地域の実情に応じた地域保健行政の核として、重要な役割を担ってまいります。
 12月1日には、市民病院内に救命救急センターを開設し、重篤な救急患者に24時間体制で高度医療を提供しております。いままでは、湘南東部二次保健医療圏(藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町)に救命救急センターがなかったため、重篤な患者の多くは他の地域にある救命救急センターまで搬送されておりましたが、これからは身近な施設で迅速に救命救急医療が受けられることになりました。

◆第3位は、犯罪のない安全安心のまちづくり対策の推進に向けた取り組みをあげました。
 最近の犯罪は複雑化かつ多様化の傾向にありますので、6月に「犯罪のない安全・安心まちづくり対策会議」を設立し、市民・警察・行政が一体となったパトロールを通じ、市民の安全を守るために活動してまいりました。
 また、4月にはGPS携帯電話を利用した防犯対策システムの運用を開始いたしました。このシステムは「SOS配信機能」と「防犯情報配信機能」の2つの機能を持っています。このシステムの大きな特徴は、いざというときに力になっていただける「かけつけ協力員」の存在でありますが、この協力員は、登録制で今月20日時点で273名の方が登録しております。9月には第2次運用が始まりまして、「防犯情報の投稿機能」「電話やファクシミリでの防犯情報の受信機能」「投稿情報をインターネットで閲覧できる機能」を追加し、機能の一層の充実を図ってまいりました。

◆第4位は、ごみ処理有料化の関係条例が9月議会で可決されたことであります。
 これにより、来年10月から一般家庭ごみの有料化を実施することになりました。本年6月の議会上程を視野に入れて準備を進めてきましたが、市民に一層の理解と協力をいただくため、7月から職員が各地区に足を運び、住民説明会を重ねてまいりました。その結果、多くの市民に目的や必要性などをご理解いただいたものと判断いたしまして、9月議会に条例改正を提案し、可決されたものであります。
 また、ごみ処理有料化に先駆け、来年4月から戸別収集を実施いたします。ごみ集積所の維持管理・移設などの諸問題の解決や歩行者の安全確保が図られるものと考えております。
 一般家庭ごみの処理が有料になることによって、市民には新たな経済的負担をお願いするわけですが、この施策は、地球温暖化対策や藤沢市の将来を見据えた環境対策の一環であり、その実践のために市民一人ひとりの力をおかりしたいというのが、私の思いであります。

◆第5位は、辻堂駅北口の湘南シークロス都市再生事業の着工をあげました。
 平成14年(2002年)の関東特殊製鋼の全面撤退表明を受け、市民・行政・企業の協働による整備基本計画の策定や手続きを進めてまいりましたが、今年7月に本格的な事業に着手いたしました。産業関連機能ゾーンには、すでに4つの企業進出が決まり、一部につきましては工事に入っております。
 また、辻堂駅改良事業は、本市と茅ヶ崎市並びにJR東日本との共同事業で、駅舎及び駅前広場の整備を図っていくものですが、通勤通学者をはじめ、多くの方々の利便に供することができるものと期待しております。

◆第6位は、藤沢駅周辺の大型店舗の撤退と進出をあげました。
 藤沢駅前で26年余り営業を続けた丸井藤沢店が2月28日に閉店いたしました。若者向けの品揃えで人気がありましたが、残念ながら撤退に至りました。そのあとは、パソコン、カメラ、オーディオなどを扱う大手家電販売のビックカメラが8月4日に開店をいたしました。
 また、東急ハンズ藤沢店が年内で閉店することが決まっております。東急ハンズの第1号店として開業して以来、30年あまりが経ちますが、幅広い年代層の支持を得ていた店舗であり、誠に残念なことであります。

◆第7位は、武田薬品工業が新研究所の建設地を藤沢市に決定したことであります。
 新研究所は、本年3月に閉鎖した湘南工場跡地を活用し、国内医薬品業界で最大規模の研究拠点となります。新研究所は平成22年度(2010年度)の開設を目指し、当初は、研究者1,000人規模でのスタートが予定されております。これまで産業の空洞化により、藤沢からの企業撤退が相次いでおりましたが、この決定は朗報であり、地域経済への大きな波及効果を期待するところであります。

◆第8位は、藤沢市・昆明市友好都市提携25周年を取り上げました。
 昭和56年(1981年)に、昆明市長から友好都市提携をしたい旨の文書が届いたことから、提携が結ばれました。本年9月には昆明市から副市長を初めとする代表団等46名が来藤して提携25周年の記念事業にご参加いただきました。そして、11月には藤沢市の公式訪問団や市民訪問団など約140名が昆明市を訪れ、友好を深めたところであります。

◆第9位は、コミュニティFM局であるレディオ湘南の開局10周年をあげました。
 レディオ湘南は、平成8年(1996年)4月28日に、県内では5番目のコミュニティFM局として誕生しました。この年は、ちょうど私の市長就任の年にあたりまして、特に感慨深いものがございます。
 レディオ湘南は、コミュニティ放送ならではの地域に根ざした番組づくりを通して、市民生活に密着したメディアとして定着しております。今後とも、市民とフレンドリーな地元放送局であるとともに、いざ災害時には、地域に必要な情報を、迅速かつ正確に伝える力強い味方になってくれるものと大いに期待しております。

◆第10位は、江の島岩屋洞窟の入洞者が5月3日に300万人を超えたことであります。
 岩屋洞窟は昭和46年(1971年)に崩落があり閉鎖されましたが、関係者のご努力によりまして安全面の確保ができたことから、平成5年(1993年)に装いも新たに再開され、再開13年目での達成となりました。300万人目は埼玉県飯能市から家族旅行で来た小学一年生でした。私が、記念品の海産物セットを渡すと、恥ずかしそうにしてご両親の陰に隠れていたのが印象的でありました。


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