外来化学療法室

外来化学療法室について

外来化学療法室は、外来通院されている患者さんに、抗悪性腫瘍薬や生物学的製剤の一部(厚生労働省により指定された薬剤)の点滴治療を受けていただく部署です。

外来化学療法室

外来化学療法室には専門のスタッフ(医師・看護師・薬剤師)を配置し、当院に通院されている、がんやいくつかの自己免疫性疾患(関節リウマチ、クローン病、潰瘍性大腸炎、乾癬など)の患者さんに安全安心な外来治療をご提供出来るように、ご予約の全ての患者さんの病状・問題点を毎日のカンファランスで情報共有し、日々の業務にあたっております。

外来化学療法室で扱う抗悪性腫瘍薬による薬物治療は、がん治療の大きな柱の一つです。多くの患者さんが、発症前と同じ仕事や社会生活を営みながら治療を受けていらっしゃいます。しかし、治療に伴う副作用は患者さん毎に異なり、また悩みも様々です。これらを少しでも軽減出来るように、予想される副作用の予防方法のご説明、ご自宅でのセルフケアのご指導、出現した副作用への対策のご提案なども行っております。
何かご心配なことが有りましたら、どのスタッフでもお気軽にお声がけください。室内のスタッフで解決出来ないことでも、院内の該当部署と連携を取りお役に立てるように努めます。

設備

ベッド4床とリクライニングシート18台があり、その日のご病状によりいずれかをお使いいただいております。リクライニングシートにはTVを設置しておりますので、院内で販売しておりますTVカードとイヤホンをお持ちいただければお使いになれます。 室内には、車椅子ご利用でも入れるトイレを二つご用意しております。

外来化学療法室

看護師が、患者さんへ投与する薬剤の内容・量・投与速度に間違いがないか、2者確認をしています。

外来化学療法室

薬剤師は、清潔な空間の中で、患者さんの体格等に合わせた適正な量の薬剤の準備をします。

外来化学療法室

脱毛ケア・ウィッグ相談会

治療に伴う外見(アピアランス)の変容問題への支援=アピアランスケアの取り組みの一つとして、当院では、複数の専門業者のご協力を得て「脱毛ケア・ウィッグ相談会」を月4回開催しております。ウィッグのことだけでなく、頭皮や爪のケアの仕方、眉の書き方やカバーメイクなどのご相談、更に治療終了後の自毛の悩み等のご相談もお受けしております。

外来化学療法室

スタッフ紹介

  • 診療科部長 (外来化学療法室)

    草野 暢子くさの のぶこ

    専門領域 呼吸器
    認定/
    資格
    日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医 日本呼吸器学会呼吸器専門医 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 日本アレルギー学会専門医(内科) 日本がん治療認定医機構がん治療認定医 日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
  • 看護師/ 外来看護師長

    吉田 幸子よしだ ゆきこ

    認定/
    資格
    日本看護協会がん化学療法看護認定看護師
  • 薬剤師

    野場 悠司のば ゆうじ

    認定/
    資格
    日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
  • 薬剤師

    佐藤 大祐さとう だいすけ

    認定/
    資格
    日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
  • 薬剤師

    塩原 慶徳しおばら よしのり

    認定/
    資格
    日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療認定薬剤師
  • 薬剤師

    杉崎 涼子すぎさき りょうこ

    認定/
    資格
    日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
  • 薬剤師

    濵田 祥之はまだ しょうの

    認定/
    資格
    日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師

診療実績

診療実績

医療関係者の方

レジメン

当院では、がんに関わる各診療科医師や関連部署の職員で構成された「化学療法委員会」と、その中の数人の職員で構成される「レジメン審査小委員会」があります。これらで有効性や安全性を審議・承認・登録されたレジメンのみが、患者さんにご提供出来る仕組みになっております。

《こちらのページでは、院外薬局及び他の医療機関の先生方へ向けて、当院の主なレジメンを公開しております。患者さん向けではありませんのでご了承ください。》

※地域医療機関・薬局のみなさまへ

レジメンに関する照会、患者さんの状況に関する相談等は、外来化学療法室までお問合せください。

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