神経内科

概要

 神経内科はしばしば、精神科と混同されますが、脳、脊髄、末梢神経、筋肉の病気をみる内科分野です。状態が安定した患者さんは近隣の開業医(いわゆる「かかりつけ医」)に診療の継続をお願いし、当科での診療が必要な場合には随時紹介をいただいています(これを地域医療連携とよびます)。特に脳卒中で入院された患者さんは、退院後は生活習慣病の管理が診療の大部分となるため,かかりつけ医への通院をお願いしています。

対象症状

 物忘れ しびれ 顔や手足に力がはいらない 呂律が回らない 歩きづらいなど

主な対象疾患

  1. 脳梗塞

     寝たきり原因の第1位である脳卒中の1つ、脳梗塞は、脳の血管が血の塊で詰まる病気です。血の塊を溶かす注射(アルテプラーゼ静注療法)は症状を劇的に改善させる可能性があります。この治療には時間的制約があり、一刻も早く救急車で来院してください。当院では24時間365日アルテプラーゼ静注療法可能です。また、脳の太い血管が詰まった場合、脳外科医師と協力し、カテーテルで血の塊を回収する治療も行っています。

  2. 神経変性疾患

     神経変性疾患は原因不明の難病でだんだん体が不自由になっていく病気です。パーキンソン病が最も多く、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症なども含まれます。MRI検査、核医学検査など実施し診断がついたあとは、症状に応じた薬物治療の他、訪問看護師、訪問診療医の助けを借りながら寄り添う医療をめざしていきます。

  3. 認知症

     2025年には65歳以上の5人に1人が認知症と推測されています。認知機能障害の原因を調べ、治る病気を見過ごさないように尽力しています。

  4. 神経免疫疾患

     多発性硬化症、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症などが含まれます。副腎皮質ステロイド薬点滴、免疫グロブリン大量静注療法、血液浄化療法などを組み合わせ治療します。再発予防が必要な場合、副腎皮質ステロイド薬や免疫抑制薬などの持続服用を導入します。

  5. 中枢神経感染症

     髄膜炎、脳炎などが含まれます。一刻も早い専門医による治療が必要です。

  6. てんかん

     典型的には強直間代性痙攣を伴う発作を繰り返す疾患で、若くして発症して原因の不明な特発性てんかんと脳卒中などの後遺症に伴う症候性てんかんに分けられます。原因検索と抗てんかん薬による発作の抑制を行います。

  7. その他

     眼瞼痙攣、片側顔面痙攣に対してボツリヌス療法を施行しています。

診療実績

入院患者の内訳(2018年度)

入院患者の内訳(2018年度)

新患外来患者の内訳(2018年度)

新患外来患者の内訳(2018年度)

アルテプラーゼ静注療法実施件数

アルテプラーゼ静注療法実施件数

スタッフ

役職 氏名 専門領域 専門医/認定医
診療科部長 横山 睦美 神経内科一般
脳血管障害
日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本神経学会神経内科専門医・指導医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
日本認知症学会専門医
脳神経超音波検査士
専門医長 山浦 弦平 神経内科一般 日本内科学会認定内科医
日本神経学会神経内科専門医
日本脳卒中学会認定脳卒中専門医
  麥田 積司 神経内科一般  
  西町 明浩 神経内科一般  
  池田 理紗 神経内科一般  
非常勤医師 出井 ふみ 神経内科一般 日本内科学会認定内科医
日本神経学会神経内科専門医

外来予定表

  月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 山浦
横山
横山
麥田
麥田 横山 横山
山浦
午後 横山 横山
出井 横山

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