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更新日:2023年3月13日
海や河川での事故は,水を飲み込んでしまうことによる呼吸困難や,著しい体温低下が考えられるために速やかな救助活動が必要です。しかしながら,事故の起こる場所は広い海や見通しの悪い河川のことが多く,事故発生現場の特定から救助活動を開始するまでに時間を要してしまいます。
水難事故は事故の発生に気づくまでに時間がかかることや,通報までに時間が空いてしまうなどの理由から救助をすることが出来ないことがあります。
そういった悲しい事故のうち,事前の情報収集をすることで危険の回避が出来たのではないか,安全知識の習得により防げたであろう事故もあります。
その反面,「はぐれてしまった家族や友人が行方不明になった。」との勘違いや,「海面を移動しているサーファーを流されている。または助けを求めている。」の見間違えなどの誤通報もあります。
悲しい事故を減らすためには、速やかな救助活動が必要です。誤通報を減らし、迅速な活動が行えるようご協力ください。
2019年の藤沢市消防局水難救助隊の水難救助出動件数は14件でした。
今まで発生した水難救助出動のうち,行為別事故発生状況は件数の上位は
となっており,サーフィンやボディーボードによる事故は件数が多いもののウェットスーツの浮力・保温性やサーフボード等の浮力があるため死者は少ない傾向になっています。遊泳中の事故は残念ながら死者が多い傾向にあります。
藤沢市はマリンスポーツが盛んなため,年間を通して水難事故は発生していますが,特に7月から9月は遊泳客が多く,水に慣れていない人々が多く訪れるために事故が多い傾向にあります。
海や川などに遊びに行く前のチェック事項です。
事前に必要な情報を入手しよう!
いきなり飛び込んではいけません。まず周りをよく見渡してください。
遊ぶときにも注意が必要です。
なるべく多くの人間で協力して,活動しましょう。
迅速で確実な通報,安全に十分注意した陸からの救助活動が大切です。
海や川での水難事故の場合,次のことに注意して119番通報してください。
広い海では,一度目を離すと正確な位置が分かりづらくなります。極力,救助が必要な方から目を離さずに通報してください。
110番(警察)や118番(海上保安庁)とも情報を共有し協力して救助活動を行います。
万が一,仲間や自分が水難事故にあってしまった時のために「心肺蘇生法」「着衣泳法」「離岸流」についての知識・技術を身につけておくことも大切です。
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