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ご存知ですか?言語グループ教室言語グループ教室では、言葉に不自由さを感じている方々が仲間とふれあいながら楽しくレッスンを行っています。ぜひ、参加してみてください。 問い合わせ 地域保健課【FAX】(28)2020 言語グループ教室って何だろう?
教室の指導をしている、言語聴覚士の秋山秀子さんに聞いてみました。 Q.「言語グループ教室」は、どんな教室ですか? A.失語症や構音障がいの成人の方を対象にした教室です。失語症は、言葉を「理解する」「表現する」ことが難しくなる、また構音障がいは、話す時に使う筋力の低下で、発語が不明瞭、ろれつが回らない状態を言います。参加者は、脳血管障がいを原因とする方が多く、他に神経・筋肉の病気や頭部に外傷を受けた方が参加されています。失語症や構音障がいの方との会話のコツを知る言語聴覚士や保健師、市民ボランティアが手助けをしながら進めています。毎回近況報告から始まり、言葉ゲーム、音楽療法士による音楽療法、レクリエーション、散策などその日のプログラムを行います。原則1年で卒業となりますが、卒業生が集まる同窓会も行っています。
Q.クラスの雰囲気や生徒さんの様子を聞かせてください A.参加された当初、硬い表情でご家族に連れて来られた様子の方が、回を重ねていくうちに笑顔が増え、自分から話題を提供したり、他の方に質【問】するようになりました。 また、日頃の生活やリハビリで工夫していることの情報交換の場では、他の参加者から拍手や歓声、感心の声があがることもあります。「一人でいては言葉はよくならない」と、参加されている皆さんが実感できるひとときだと思います。「病院でのリハビリだけがリハビリというわけではない」ことを、皆さんが実践しています。 参加者の声「毎回楽しみです!」
4年前に初めてこの教室に参加し、卒業した今でも同窓会に通っています。教室ではさまざまなことを行いますが、自分自身の近況を報告するレッスンが一番の楽しみです。(中村さん)
クラスの雰囲気はとても和やかですし、先生方が毎回楽しいことを、また家ではなかなかできないことを提案してくださるので、来るのが楽しみです。特に歌のレッスンが好きです。(高橋さん) 言語グループ教室に参加しませんか? ●とき・ところ ・南保健センター(保健所内)…原則毎月第2・4金曜日午前 ・北保健センター(保健医療センター内)…原則毎月第1・3木曜日午前 ●対象 74歳までの市内在住の成人で、次の全てに該当する方 ★脳卒中やその他の疾病などにより言葉に不自由さを感じている ★医療や介護保険による言語リハビリを受けていない ★自力で来所でき、身の回りのことが自分でできる ●期間 原則1年間 ※申込方法など詳細は地域保健課へお問い合わせください 言語相談も実施!市では、言語に不自由さを感じている成人の方を対象に、言語聴覚士による言語相談も実施しています。言語機能の評価、自宅で行える訓練方法などについて、言語聴覚士・保健師が応じます。予約制で原則1回です。日程などはお問い合わせください。 |
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