広報ふじさわ2020年11月10日号
本市は、東京2020大会におけるポルトガル共和国のホストタウンとして同国パラリンピック委員会と交流を進めています。
今回は、昨年12月まで駐ポルトガル特命全権大使を務め、現在は多摩大学グローバルスタディーズ学部教授の新美潤さんにお話を伺いました。
私は、大使在任中、ポルトガルパラリンピック委員会関係者の方々とも懇意にさせていただいたので、来夏藤沢でお迎えできることが楽しみです。
ポルトガル人は温厚で礼儀正しく、芯の強さを持っています。同国のスポーツは、サッカーの人気が高く、他にもサーフィンなどのマリンスポーツ、陸上、柔道、ラグビーなどが盛んです。また魚介類やお米を使った料理が多く、日本人の舌によくなじむので、食を通じて親しみを持てるかもしれません。
ポルトガルから日本を訪れる観光客は、ここ5年ほどで3倍に増えています。今年はコロナ禍で観光客が一時的に減少しましたが、東京2020大会を機に、ポルトガルをはじめ海外から多くの方々が再び日本を訪れることを願っています。
今春多摩大学に着任したことは、藤沢との深い縁を感じます。今後も、学生のボランティア参加促進、教員による言語面の支援などで、市と協力できればと考えています。
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