広報ふじさわ2022年8月10日号
今年も藤沢の果物の季節がやってきました。市内の農家の皆さんが丹精込めて作ったナシやブドウを味わってみませんか。
問い合わせ
農業水産課【電話】内線3431、【FAX】(50)8256
藤沢のナシは、「幸水」を中心に「豊水」「あきづき」「筑水」「秋麗」などの品種が栽培されています。8月上旬から「幸水」が出回り、その後は「豊水」「あきづき」などの晩成品種に切り替わっていきます。
藤沢産のナシは学校給食にも使用され、児童たちにも大人気です。
開花の様子(3月下旬)
ナシは桜のような花が咲きます。
自らの花粉では受粉しない「自家不和合性」という性質を持つため、一つ一つ手作業で花粉を付ける必要があります。
摘果の様子(4月上旬~)
最初は1カ所にたくさんの実がついていますが、栄養分を取り合ってしまうのを避けるため、残す果実を見極めながら実の数を減らす「摘果」という作業を行います。
6月からは虫や病気、鳥などからナシを守るため「袋掛け」を行い、7月からはいよいよ収穫となります。収穫を終えると、休む間もなく来年の準備が始まります。
市内の果樹生産者が技術と工夫を重ねてできたナシやブドウを持ち寄り、品質を競う品評会と販売会を開催します。