広報ふじさわ2023年6月25日号

特集
熱中症を予防しましょう!

 熱中症は、対応が遅れると生命に危険が及びます。予防法を知り実践して、今年の夏を元気に過ごしましょう。

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熱中症とは

 温度や湿度が高い環境で、体の中の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れ、体温を調整する機能が働かなくなることで起こるさまざまな病態をいいます。特に、高齢者や乳幼児などは体温調整機能がうまく働かず、熱中症を起こしやすいので十分な予防が必要です。

 熱中症は、真夏の時期や炎天下だけではなく、梅雨の合間に突然気温が上昇した日や梅雨明けの蒸し暑い日など、身体が暑さに慣れていないときにも起こります。

熱中症の症状

分類 症状
軽度 めまい、たちくらみ、筋肉のこむら返り(痛み)、手足がしびれる、気分不快・ぼーっとする
中等症 頭痛、吐き気・嘔吐(おうと)、体がだるい(倦怠(けんたい)感)
重症 意識がない、呼びかけに対し返事がおかしい、けいれんしている、まっすぐ歩けない、体に触ると熱いなど

市内の熱中症発生状況

 熱中症による搬送人員調査(総務省消防庁)における市の調査結果(調査期間2022年4月25日~10月2日)によると、市では調査期間中に、153人が熱中症で救急搬送されています。

75歳以上の高齢者が最も多い 意外と多い!働く世代

 高齢者は、体内の水分量が少ないなどの理由から、熱中症になりやすいという特徴があります。

 また、働く世代の方でも労働環境などによっては熱中症になりやすく、注意が必要です。

熱中症は住居でも起こります!

 同調査結果によると、熱中症による救急搬送患者の発生場所として、庭などを含む住居での発生が全体の約30パーセントを占めています。「家の中などにいても熱中症になる」ということを念頭に、予防対策を行う必要があります。

熱中症を予防するために

熱中症かなと思ったら~応急手当が大切です


涼しい場所へ避難し、服を緩め体を冷やす

水分・塩分を補給する

そのまま安静にして十分な休息をとり、回復したら帰宅しましょう

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救急車を呼ぶ

救急車を待つ間

涼しい場所へ避難し、服を緩め体(首、脇の下、太ももの付け根)を冷やす

すみやかに医療機関へ

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<全体図>

大塚製薬と協定を締結しています

 市と大塚製薬は、熱中症対策および健康づくりの推進に係る事業連携協定を締結し、熱中症対策の情報提供や健康づくりの推進に協力して取り組んでいます。

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