広報ふじさわ2024年5月10日号
国内で喫煙に関連する病気で亡くなった人は年間で12~13万人です。この機会に自身、家族の健康を考えてみませんか。
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健康づくり課【電話】(50)8430、【FAX】(50)0668
喫煙は肺がんに限らずほとんどの部位のがんの原因になると言われています。がんの他にも、脳血管疾患や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、糖尿病、妊娠周産期の異常(早産、低出生体重児、死産、乳児死亡など)、歯周病などさまざまな病気の原因にもなります。
タバコの煙には、ニコチンや一酸化炭素、タールをはじめとする約5300種類の化学物質が含まれており、その中には約70種類の発がん性物質が含まれています。
タバコを吸わない人が、他の人のタバコの煙を吸い込んでしまうことを「受動喫煙」といいます。タバコの先から出る煙(副流煙)には、タバコを吸っている本人が直接吸い込む煙(主流煙)よりも高い濃度の有害物質が含まれており、受動喫煙による日本人の年間死亡者は、約1万5000人と推計されています。
◆19歳以下の喫煙を防止しよう!
19歳以下で喫煙を始めると平均寿命が8~10年ほど短くなる恐れがあります。小学生~大学生や保護者、学校関係者などを対象に、喫煙・受動喫煙を防ぐための健康教育を、依頼を受けて実施しています。
タバコに関する媒体の貸し出しも行っております