広報ふじさわ2024年5月10日号

5月31日は「世界禁煙デー」
5月31日~6月6日は「禁煙週間」です

 国内で喫煙に関連する病気で亡くなった人は年間で12~13万人です。この機会に自身、家族の健康を考えてみませんか。

問い合わせ
健康づくり課【電話】(50)8430、【FAX】(50)0668

タバコの害を知っていますか?

 喫煙は肺がんに限らずほとんどの部位のがんの原因になると言われています。がんの他にも、脳血管疾患や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの呼吸器疾患、糖尿病、妊娠周産期の異常(早産、低出生体重児、死産、乳児死亡など)、歯周病などさまざまな病気の原因にもなります。

 タバコの煙には、ニコチンや一酸化炭素、タールをはじめとする約5300種類の化学物質が含まれており、その中には約70種類の発がん性物質が含まれています。

たばこを1日10本吸った場合の1年分のタール量
  • 受動喫煙にご注意を!~吸わない人も、知らないうちに「喫煙」しています

 タバコを吸わない人が、他の人のタバコの煙を吸い込んでしまうことを「受動喫煙」といいます。タバコの先から出る煙(副流煙)には、タバコを吸っている本人が直接吸い込む煙(主流煙)よりも高い濃度の有害物質が含まれており、受動喫煙による日本人の年間死亡者は、約1万5000人と推計されています。

◆19歳以下の喫煙を防止しよう!

 19歳以下で喫煙を始めると平均寿命が8~10年ほど短くなる恐れがあります。小学生~大学生や保護者、学校関係者などを対象に、喫煙・受動喫煙を防ぐための健康教育を、依頼を受けて実施しています。


タバコに関する媒体の貸し出しも行っております

肺気腫モデル
DVD等の貸し出し
啓発用バルーン

◆禁煙したいあなたを応援します!

 医療機関・歯科医療機関・薬局で構成している藤沢市禁煙支援ネットワークでは、適切な禁煙治療・指導の実施、禁煙情報の提供など禁煙を希望する市民の方々をサポートしています。

 リーフレット「禁煙したいあなたを応援します!」では、禁煙支援を行っている医療機関・歯科医療機関・薬局を紹介しています。

配布場所

 市役所本庁舎総合案内、保健所各市民センター公民館など

 また健康づくり課保健医療センターでは、電話や窓口で禁煙相談・タバコに関する各種測定などを随時行っています。

申し込み

 電話で健康づくり課へ