広報ふじさわ2024年6月25日号
熱中症は、対応が遅れると生命に危険がおよびます。予防法を知り実践することで、今年の夏を元気で、健康に過ごしましょう。
問い合わせ
健康づくり課【電話】(50)8430、【FAX】(50)0668
熱中症は、真夏や炎天下だけではなく、梅雨の合間の気温が上昇した日や梅雨明けの蒸し暑い日など、身体が暑さに慣れていないときにも起こります。特に、高齢者や乳幼児などは体温調整機能がうまく働かず、熱中症を起こしやすいので十分な予防が必要です。
熱中症の症状
分類 | 症状 |
軽度 | めまい、たちくらみ、筋肉のこむら返り(痛み)、手足がしびれる、気分不快・ぼーっとする |
中等症 | 頭痛、吐き気・嘔吐(おうと)、体がだるい(倦怠感(けんたいかん)) |
重症 | 意識がない、呼びかけに対し返事がおかしい、けいれんしている、まっすぐ歩けない、体に触ると熱いなど |
市では2023年調査期間中に、185人が熱中症で救急搬送されています。熱中症による救急搬送者数は年々増えていることからも、普段からの熱中症対策が必要です。
熱中症は住居でも起こります!
熱中症による救急搬送患者の発生場所として、庭などを含む住居での発生が全体の約30%を占めています。家の中などにいても油断せず熱中症の予防対策を行いましょう。
高齢者は注意が必要です
高齢者は、体内の水分量が少ないなどの理由から熱中症になりやすく、75歳以上の高齢者が最も多く救急搬送されています。
熱中症特別警戒アラート 暑さ指数35
県内すべての観測地点で翌日の最高暑さ指数(WBGT)が35(予測値)に達する場合に発表されます。発表された時は不要不急の外出を控えましょう。
熱中症警戒アラート 暑さ指数33
県内の観測地点のうち1カ所以上で翌日の暑さ指数(WBGT)が33(予測値)を超え、熱中症の危険性が極めて高くなると予想される場合に発表されます。
熱中症発症を予防することを目的とした指標のことです。気温だけでなく、湿度や日差しの違いも考慮しているため、より的確な熱中症予防情報を提供できます。
真夏に向けての準備
まわりの環境を整える
外出時には工夫と対策を
熱中症への気づきあい
めまい・吐き気・大量の発汗など
(「はい」か「いいえ」を選んで進んでください)
涼しい場所へ避難し、服を緩め体を冷やす
水分・塩分を補給する
そのまま安静にして十分な休息をとり、回復したら帰宅しましょう
救急車を呼ぶ
救急車を待つ間
涼しい場所へ避難し、服を緩め体を冷やす
すみやかに医療機関へ
すみやかに医療機関へ
すみやかに医療機関へ
6月1日から「暑さを回避する行動」の普及のため、市内施設の協力のもと「ひと涼み処」を設置しています。外出の際にご活用ください。
「ひと涼み処」の募集をします
ひと涼み処にご協力いただける施設などを募集します
申し込み
市のホームページの「電子申請・申請書ダウンロード」から
こののぼりが
目印です
市と大塚製薬(株)は、熱中症対策及び健康づくりの推進に係る事業連携協定を締結し、市民の健康増進を推進しています。