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広報ふじさわ2025年1月10日号

「郷土愛あふれる藤沢」をめざして
~未来への道筋をつけてスタート

新林公園

 明けまして、おめでとうございます。市民の皆様におかれましては、健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。

 今年は市制85周年の年であり、新たに「藤沢市市政運営の総合指針2028」を完成させ、本市の20年後の姿を見据えたまちづくりをスタートする年でもあります。

 厳しい財政見通しや人手不足、少子高齢化など、課題は多くありますが、豊かで潤いのある暮らしの基盤を整えながら、環境・社会・経済のバランスをとることで、将来にわたり皆様から愛される持続可能なまち「郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし 湘南の元気都市」をめざしてまいります。

 また、今年は阪神・淡路大震災から30年になりますが、昨年の元日には能登半島地震があり、8月には南海トラフ地震臨時情報が発表されるなど、災害対策の重要性を再認識したところです。いつ起こるかわからない大災害の被害を最小限に抑えられるよう、引き続き地域防災力の強化を進めてまいります。

 今年は「巳(み)年」です。知恵や洞察力の象徴とされ、脱皮して成長する蛇にちなみ、市政においても、新しい総合指針で未来への道筋をつける大変重要な年、万全を期する年と考えております。市民の皆様との対話を重ね、マルチなパートナーシップにより、藤沢らしいまちづくりを進めていく所存です。

 皆様におかれましては、今年一年が素晴らしい年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

  藤沢市長 鈴木恒夫