広報ふじさわ2025年7月25日号
戦後80年の節目を迎えるにあたって、市の平和事業の一部をご紹介します。この機会に改めて平和について考えてみませんか。
市では、日本国憲法の恒久平和の理念に基づき、核兵器の廃絶を全世界に訴えていくため、1982年に「核兵器廃絶平和都市」を宣言しました。
また、市民の平和で安全な生活を守るため、1995年に「核兵器廃絶平和推進の基本に関する条例」を制定し、市民の皆さんと共にさまざまな平和事業を推進しています。
戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代に伝えていくことを目的として、戦時下におけるさまざまな体験を、動画などによって記録・保存する戦争体験アーカイブ事業を実施しました。戦時中の貴重な体験をご視聴ください。
次代を担う青少年を、広島・長崎の両被爆地に派遣しています。1987年から1000人を超える児童・生徒が参加してきました。
参加者が平和について主体的に学び、多くの人に平和の尊さを伝えることができるよう、事前学習から報告会まで行う体系的な学習プログラムとして実施しています。
平和学習広島・長崎派遣プログラム報告会
派遣報告と講評、修了証交付を行います。
とき
8月31日(日)午後1時30分~3時
ところ
定員
50人(先着順)
費用
無料
申し込み
7月21日(月・祝)~8月27日(水)に市のホームページの「電子申請」から、または電話で人権男女共同平和国際課へ
平和の大切さや核兵器の恐ろしさを伝える施設などを見学するピースリングバスツアーを実施しています。
バスツアー参加者募集
とき
(ア)9月6日(土)午前8時~午後5時
(イ)10月22日(水)午前8時30分~午後5時
ところ
費用
(ア)600円、(イ)300円(ともに高校生以下無料)
対象・定員
市内在住・在勤・在学の方各日30人(抽選)
※中学生以下は保護者同伴
申し込み
7月21日(月・祝)~8月27日(水)〈必着〉に市のホームページの「電子申請」から、または電話するか、希望コース、参加者全員の住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号を郵送(はがき)で人権男女共同平和国際課〈〒251-8601朝日町1-1〉へ
平和の輪をひろげる実行委員会
市では、市民と共に平和への取り組みを進めるため、市内在住・在勤・在学の15歳以上の公募市民で構成する「平和の輪をひろげる実行委員会」を組織し、協働で事業を実施しています。
その中には広島・長崎への青少年派遣に参加したことをきっかけに、実行委員会の活動に参加した方もいます。詳細はお問い合わせください。
平和基金にご協力ください
これらの事業は、「藤沢市平和基金」を財源として実施しています。核兵器の廃絶と恒久平和の実現に向けて継続的に事業を行っていくため、平和基金への寄付をお願いします。