広報ふじさわ2025年9月25日号
障がいの有無に関わらず、やりがいを持って働くことができる社会の実現に向けて、市ではさまざまな取り組みを行っています。
障害者雇用促進法では、事業主に対し、常時雇用する従業員の一定割合以上の障がい者を雇うことを義務付けています。具体的には、民間企業の法定雇用率は2.5%で、40人以上の従業員を雇用する事業主は、1人以上の障がい者雇用が求められています。また、2026年7月以降、民間企業の法定雇用率は2.7%に引き上げられ、対象事業主の範囲も広がります。
障がい者雇用促進事業所訪問
ハローワーク藤沢と連携して市内企業を訪問し、雇用上の配慮事例や仕事の切り出し方、各種支援機関や助成金などの説明を行っています。
JOBチャレふじさわ
市役所内で「JOBチャレふじさわ」を運営し、障がいのある方を雇用することで、障がい者雇用の配慮などについて事例収集を行っています。また、特別支援学校の生徒や障がいのある方の職場体験実習を受け入れ、社会に出るときのマナーなどを学ぶ場を提供しています。随時、事務室見学も受け入れていますので、障がい者雇用に関心のある企業の方は、ぜひご利用ください。
市では、障がい者雇用に積極的な企業に対し、感謝状を贈呈しています。
2024年度に感謝状を贈呈した運送業の(株)ジャトスの方にお話を伺いました。
物流業界では深刻な人手不足が問題となっており、乗務員・事務員・作業員として働く3名の方々の活躍が、大きな戦力となっています。障がいの有無に関係なく、共に働く仲間として 責任のある仕事をしています。
今後も安全な職場環境づくりに取り組み、長く安心して働いてもらえるよう改善に努めていきたいと思います。
2025年度企業向け障がい者雇用セミナー
企業が準備しておくことや、障がい者雇用に係る雇用助成金などについてお話しします。
とき
10月16日(木)午後2時~4時
ところ
定員
20人(先着順)
申し込み
10月10日(金)までにこちらのフォームから
会社に訪問して悩み事を解決します
「障がい者雇用をどのように進めればいいかわからない」「補助金などの制度について詳しく聞きたい」などの悩みを、藤沢市とハローワーク藤沢が訪問して解決します。
申し込み
電話で産業労働課へ
雇用管理上の配慮に関する助言や専門機関の紹介などを行っています。障がいのある方の求人申し込みも受け付けています。
雇い入れに向けた環境調整や雇用管理に関する助言などを行っています。障がいのある方の就労相談や就労後の定着支援も進めています。