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広報ふじさわ2026年4月10日号

特集
誰もが自分らしく輝くまちづくり
郷土愛あふれる藤沢をめざして

 2026年度の市政運営に関する市の基本的な考え方と実施予定の主な事業をお知らせします。

市政運営の方針について

 2月12日の市議会本会議で、鈴木市長は2026年度の市政運営の方針について説明しました。

 この中で、昨今の労働力不足の深刻化や長引く物価高騰、頻発する自然災害などの課題に正面から向き合い、安全・安心の基盤を守っていくとともに、高齢化、情報化、国際化が進む時代の転換期を都市の魅力や豊かさを高める好機として生かし、私たちが目指すべき確かな未来を切り拓き、成熟した都市として、潤いに満ちた藤沢の姿の実現につなげていくとの決意を示しました。

 また、2026年度を次なる時代を方向づける重要な一年と位置づけ、デジタル技術の活用や都市基盤整備など暮らしやすさを高める積極的な投資を進め、誰もが自分らしく輝けるウェルビーイングな地域社会の実現に向けて取り組むこととしています。

 ※詳細は市のホームページの企画政策課のページ


5つのまちづくりテーマに基づく2026年度の重点的な取り組みを紹介します

1 安全で安心なまちをつくる

  • 防災備蓄倉庫内の資機材の最適配置などを継続
  • 国の新たな物資支援システムを活用し、災害時の迅速かつ円滑な物資供給を推進
  • 地域防災計画について、国や県による被害想定や防災施策の見直しを踏まえ、分かりやすさと実効性を高めた計画へ抜本的な見直しを実施
  • 木造住宅耐震改修補助限度額の引き上げを実施
  • 鵠沼・片瀬地区における2027年度からの救急隊の24時間常駐に向け、救急隊員の増員や救急車および施設の整備を実施
  • 大規模災害発生時などにおける迅速な情報収集のため、赤外線カメラや救命具などの投下装置を搭載したドローンを整備
  • 道路陥没対策として、「空洞ポテンシャルマップ」を活用し、効果的・効率的な取り組みを継続
  • 全国特別重点調査に基づく下水道管の工事を着実に推進するとともに下水道施設および管路の耐震化を実施
防災備蓄の資機材の最適配置
ドローンのイメージ
空洞ポテンシャルマップ

2 誰もが、豊かに生活し、支えあう社会をつくる

  • 介護人材の育成・確保のため入門的研修の実施や初任者研修への助成、多様な人材の参入を促進
  • 介護事業所の業務効率化のため、既存ICT機器などの最適化を支援
  • 藤沢市民センターに福祉関係の申請・相談ができる地区福祉窓口を設置
  • 地域生活課題や支援ニーズの複合化・複雑化に対応するため、各市民センターに福祉職の配置を推進
  • 「藤沢市ケアラー支援推進計画」に基づき多様な主体と連携した取り組みを推進
  • 妊婦に対する「RSウイルス母子免疫ワクチン」の定期接種を新たに実施
  • 福祉総合相談支援センターにおいて終活相談および緊急連絡先などを登録できる情報登録事業を実施

3 笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる

  • 「こどもまんなか社会」の実現に向け、子どもたちの「やってみたい」をかたちにする「藤沢市子どもファンド事業」を試行
  • 不登校の児童生徒がいる家庭に対し、学校以外の居場所や学びの場を利用できるよう経済的負担を軽減するための支援を実施
  • 乳児等通園支援事業(こども誰でも通園制度)を市立保育所1施設、法人立保育所など9施設において実施
  • 妊婦健康診査の費用助成を10万円に引き上げ
  • 多胎児および慢性疾患児などの出産後1年未満の産婦がいる世帯への家事支援や育児支援として、産後ヘルパー事業を実施
  • サマースクール事業について、新たに湘南台地区で実施
  • 鵠沼・高谷・石川の3小学校における2027年4月の特別支援学級開設に向けた準備を推進
  • 市立小学校および白浜養護学校小学部の給食費を無償化
  • 校務のロケーションフリー化や学校ICT機器を円滑に利用できる環境を実現するため、次期学校ICT基盤の整備を実施
  • 子どもたちの個別最適な学びの充実や情報活用能力の育成などを目的に、市立中学校においてデジタルドリルを導入
湘南ライフタウンまちづくり講演会
ビニールハウス被覆資材の張り替え
藤沢駅橋上駅舎

4 都市の機能と活力を高める

  • 藤沢駅周辺地区再整備事業について、2026年1月に小田急藤沢駅の橋上駅舎の一部が完成。引き続き、新たなにぎわい・交流の拠点となるよう事業を推進
  • 村岡地区都市拠点総合整備事業について、新駅設置工事に続き2026年2月に土地区画整理の造成工事に着手。引き続き、さまざまな世代の方々や多様な主体と連携しながら新駅を核にしたまちの実現に取り組む
  • OUR Project(生活・文化拠点再整備事業)について、管理・運営計画の策定および基本設計を進めるとともに、市民参画プラットフォームの構築に取り組む
  • 鵠沼市民センター等再整備や少年の森再整備については、そこに人々が集い、交流することで、新たな活動を生み出すことができるよう再整備を推進
  • 老朽化が進む道路ストックの維持管理について、道路包括的民間委託手法の検討を実施
  • 長期にわたり高い火葬需要の継続が見込まれる藤沢聖苑について、長寿命化および施設再整備の検討を実施
  • 長期的な視野に立ち、総合的な住宅政策を計画的に推進するため「藤沢市住宅マスタープラン」を改定
  • 湘南ライフタウンの団地再生について、将来のまちづくりのキーパーソンとなり得る人材を育成する実装型のワークショップなどを実施
  • 花卉(き)や植木、施設野菜などの品質向上や収量確保のため、ビニールハウスやガラスハウスの被覆資材の張り替えに対する支援を実施
  • 城(たて)・稲荷地区について、生産性が高く、収益性の確保が期待できる二毛作を実現するため、暗渠(きょ)排水管の整備を引き続き推進
  • 「ワインのまち藤沢」をブランディングし、地域経済循環を高めるため、ワイン特区の認定を目指す
  • 2027年3月から開催される国際園芸博覧会への出展に向けて、「海の園芸の推進」をテーマに江の島海底のVR映像を作成
  • 市民の憩いとやすらぎのオープンスペースとして、また災害時の一時避難場所として、遊行寺坂に近接する大門公園を整備

5 未来を見据えてみんなで進める

  • 市民ポータルサイト「ふじまど」の充実や市立小学校全校における見守りタグを活用した「登下校見守りサービス」の開始など、デジタル技術を生かした仕組みづくりを推進
  • 地球温暖化対策設備の導入支援として、PHEV車とV2H充放電設備などを補助対象に追加
  • デジタル地球儀を活用したゼロカーボン講演会などを実施
  • ごみ収集について、全品目戸別収集の全市域での実施を見据え、試行地区を拡大
  • リサイクルプラザ藤沢の火災原因とされているリチウムイオン電池内蔵の充電式小型家電などの分別区分を変更
  • 旧桔梗屋について、施設整備および運営に関する協定を締結し、公民連携により歴史文化の継承とにぎわいの創出などの取り組みを推進
  • 秋葉台公園球技場人工芝の更新や八部公園プール更衣室などの改修工事を、一部にクラウドファンディングなどを活用して実施
  • 健康で豊かなスポーツライフを実現するため、市内で開催される世界大会や全国大会への支援を実施
見守りタグ
旧桔梗屋

「藤沢市市政運営の総合指針2028」における3つのまちづくりコンセプト

 2025年に策定した「藤沢市市政運営の総合指針2028」では、SDGsの視点を取り入れた3つのまちづくりコンセプトを位置付けています。

  • 藤沢らしさを未来につなぐ持続可能な元気なまち(サステナブル藤沢)

 現在の世代だけでなく、将来の世代のニーズも満たすものであるかどうか、未来の人たちに誇れる取り組みであるかどうか、市の全ての取り組みを問い直し、持続可能な発展を目指します。

  • 共生社会の実現をめざす誰一人取り残さないまち(インクルーシブ藤沢)

 誰一人取り残さないという思いで、誰もが暮らしやすく、多様な生き方・考え方を認め合う、多彩な魅力と活力があふれるまちづくりを進めていきます。

  • 最先端テクノロジーを活用した安全安心で暮らしやすいまち(スマート藤沢)

 さまざまな課題に最先端技術を積極的に活用し、市民サービスの向上を図るとともに、ICTの力で市民参加の促進やコミュニティの活性化に取り組みます。