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広報ふじさわ2026年8月10日号

特集
住宅用火災警報器を
点検・交換しましょう!

 全ての一般住宅や共同住宅の各住戸には、火災警報器の設置が義務付けられています。適切に作動するように定期的に点検し、設置後10年を目安に交換しましょう。

「逃げ遅れ」を防ぐ火災警報器

 2025年中の全国の住宅火災の死者は970人(放火自殺者などを除く)で、経過別の内訳は、逃げ遅れが403人、着衣着火が42人、出火後再進入が19人、その他が506人であり、多くの方が逃げ遅れで亡くなっています。

 住宅火災で「逃げ遅れ」を防ぐためには、早期に火災を知ることが大切です。そのための対策として、火災時に発生する煙を早期に感知して音声などで知らせてくれる住宅用火災警報器を設置することが重要です。

過去のデータから分かる
住宅用火災警報器の重要性

 総務省消防庁によると、2021年から24年までの4年間の住宅火災について住宅用火災警報器の設置効果を分析したところ、下表の通り死者数・損害額は半減、焼損面積は6割減した結果となりました。

「住宅用火災警報器の設置効果」(消防庁)
https://www.fdma.go.jp/relocation/html/life/juukei.html)を加工して作成

設置していない場合は早急に設置を

 市内で住宅用火災警報器の設置率は26年5月1日時点で91%となっています。設置していない方は、自身や大切な家族の命、身体、財産を守るために早急に設置しましょう。

取り付ける場所は?

 設置が義務となっているのは、「寝室」および寝室がある階の「階段上部」の天井または壁です。これらの場所には煙感知式の住宅用火災警報器が必要です。

 台所などの火災の発生する恐れのある場所にも、設置するように努めましょう。

 自動火災報知設備やスプリンクラー設備が設置されている場所には、新たに住宅用火災警報器を設置する必要はありません。

〈設置場所の例〉

適切に維持管理をしましょう

 住宅用火災警報器は、本体の表面にあるボタンを押すか、ひもを引くことで点検できます。正常であれば、正常であることを知らせる音声や警報音が鳴ります。音が鳴らない時は電池切れまたは故障している可能性がありますので、交換が必要です。

 ほこりなどがついていると、誤作動を起こす場合があります。年に2回程度、点検と併せてお掃除もしましょう。

定期的に交換をしましょう

 電池の寿命は5~10年です。寿命が近づくと故障警報音が鳴ったり、ランプが点灯したりします。

 電池を交換することで、復旧することもありますが、設置から10年以上経過すると、機器自体の劣化などで不具合が発生しやすくなります。10年を目安に機器の交換をしましょう。

設置してよかった!
住宅用火災警報器 奏功事例

 藤沢市内で統計を開始した2006年から、92件の住宅用火災警報器による奏功事例が報告されています。その中から近年の奏功事例を紹介します。

ケース 1

 深夜、住宅用火災警報器の警報音に近隣住民が気付いて発信元を探すと、不在の住宅から焦げ臭いにおいがしていた。すぐに119番通報をしたため、居室でくすぶっている可燃物が拡大する前に、消防隊により消火することができた。

ケース 2

 2階から住宅用火災警報器の警報音が聞こえたため確認したところ、寝室の窓際に置いていた凹面鏡により太陽光が収れんし、近くにある可燃物から煙が出ているのを見つけた。すぐに119番通報することができたため、延焼拡大を未然に防ぐことができた。

リチウムイオン電池による火災が増加しています

 モバイルバッテリーやハンディファンなどに使われているリチウムイオン電池による火災が増加しています。次のポイントに注意して、安全に取り扱いましょう。

◎安全マークを確認する

 国の安全基準を満たした「PSEマーク」が付いている製品を選びましょう。

◎高温の場所に放置しない

 高温の車内などに放置すると、電池が損傷して発火する恐れがあります。

◎水濡れや強い衝撃を避ける

 水に濡らしたり、落下させたり、重いものを乗せて衝撃を与えたりすると、内部がショートして発火する恐れがあります。

◎異常を感じたらすぐに使用を中止する

 電池が異常に熱くなる、膨張しているなどの異常を感じた場合は使用を中止してください。

◎正しく捨てる

 リチウムイオン電池の使用の有無を確認し、市のルールに従って正しい廃棄方法を確認してから捨てましょう。

電池が取り外せない小型の製品は…

 一辺の長さまたは直径が50cm未満の製品は、充電式小型家電として透明・半透明の袋に入れて「危険ごみ・テープ類」の収集日に出してください。

リチウムイオン電池が膨張してしまった製品は…

 収集中や処理施設で発火する恐れがあるため、リサイクルプラザ藤沢または環境総務課(市役所本庁舎8階)へ持ち込みをお願いします。


 詳細はリチウムイオン電池総合対策ポータルサイトをご覧ください。