0466-25-1111
窓口混雑状況
ホーム > 教育・文化・スポーツ > 教育 > 教育長の窓 > バックナンバー > 2019年度(平成31・令和元年度) > 藤沢市教育委員会『教育長の窓 No.174』
ここから本文です。
更新日:2019年10月11日
2019年(平成31年)4月 教育長の窓 No.174
『安全・安心でおいしい給食の充実をめざして』
新年度が始まりました。今年は、桜の開花が早かったので、入学式まで桜が咲き誇っていてくれるかを心配しましたが、開花後の花冷えにより、4月5日の藤沢市立小・中・特別支援学校の入学式は、満開の桜の中で迎えることができました。真新しいランドセルを背に、元気に登校する小学生の姿や、持ち物の重さに慣れない中学生の姿を目にし、ほほえましく感じます。
子どもたちが楽しみにしている給食は、小学校では、2年生以上の学年が4月10日から始まり、新1年生は19日が初めての給食でした。また、白浜養護学校も、小・中・高等部ともに4月10日から始まっており、デリバリー給食を実施している中学校は、9日以降順次開始しています。
藤沢市の学校給食では、安全で安心なおいしい給食の提供を行うため、国産食材の使用及び手づくりの給食に取り組んでおりますが、食材費の高騰をうけて、やむを得ず、この4月から値上げさせていただきました。
給食の献立については、栄養士が1食ごとの栄養価を計算しながら、メニューのいろどりやバランスも考えて作成しています。さらに、節分・お月見などの季節行事や運動会・卒業などの学校行事も考慮して献立づくりに取り組んでいます。
給食の主食は、小学校では、1週間に、パンと麺がそれぞれ1回、ご飯が3回となっています。これは、パンと麺を納入できる業者が限られていることによるものです。中学校では、ご飯が中心となっています。
主菜についても、さまざまな食材を提供したいと考え、今年度の小学校における初日の主菜メニューは、久しぶりに牛肉を使った「牛丼」(パン・麺の関係で、これから牛丼となる学校があります)となりました。中学校の初日メニューの主菜も、「かじきのステーキ」でした。今後も、肉料理では、牛肉を使った「ビーフストロガノフ」「ビーフシチュー」といったような献立が増える予定です。また、魚料理についても、「鮭」「さば」「かつお」「金目鯛」「あなご」「メルルーサ」など種類が増えることとなります。今後も、学校、教育委員会ともに、さらなる、給食の充実をめざしてまいりたいと考えています。
また、中学校給食の実施校は、4月時点では、市内19校中13校ですが、5月連休明けから新たに3校において開始し、残りの3校についても秋の開始を予定しており、この秋には市内の全中学校において給食が実施となります。
中学校給食では、おかずは、普通盛と大盛(通常よりおかずを1.2~1.5倍程度に増量もしくは1品加えたもの)から選択できるようになっています。主食のごはんは大盛がありませんが、各クラス4食あたり1食の割合でお代わり用ごはん・汁物が無料で提供されています。多くの生徒の皆さんに利用してもらえるよう、これからも、多彩なおいしいメニューを提供してまいります。
子どもたちが笑顔で学校生活を過ごし、健やかに成長するよう、学校も教育委員会も務めてまいります。保護者のみなさま、地域のみなさまも、子どもたちや学校をあたたかく見守っていただければと思います。
本年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
情報の発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください