スタジオの 中(なか)で、まずはリハーサル

　みんなで 顔合(かおあ)わせをして、キャスターとカメラマンに 班分(はんわ)け。 途中交代(とちゅうこうたい)して 番組制作(ばんぐみせいさく)をしていきます。 キャスター 班(はん)は、ニュースを 読(よ)む 準備(じゅんび)。カメラ 班(はん)は、 左右(さゆう)に 分(わ)かれて 機械(きかい)を 操作(そうさ)する 練習(れんしゅう)をします。

	見(み)るもの 聞(き)くもの 新(あたら)しいことばかり。カメラマンに 教(おそ)わりながら、カメラの 下(した)にあるパドルを 操作(そうさ)していくの。 角度(かくど)を 変(か)えたり、 画面(がめん)をアップにしたり。カメラの 画面(がめん)にくぎ 付(づ)けね

　 原稿(げんこう)は、５ 月(がつ)３０ 日(にち)に 市(し)の 海岸一帯(かいがんいったい)で 行(おこな)われた「ごみゼロクリーンキャンペーン」について。 難(むずか)しい 言葉(ことば)は、ベテランの 渡辺智子(わたなべさとこ)キャスターに 読(よ)み 方(かた)を 教(おそ)わりながら 原稿(げんこう)に 赤(あか)ペンでメモを 書(か)き 入(い)れます。ニュース 映像(えいぞう)と 合(あ)わせ、 途中(とちゅう) ＶＴＲ(ブイティーアール)のコメントもはさみ、 読(よ)み 上(あ)げていきます。

	姿勢(しせい)も 大切(たいせつ)なんだって。だから、 背筋(せすじ)を 伸(の)ばして、よく 通(とお)る 大(おお)きな 声(こえ)が 出(だ)せるようにするんだ

　カメラ 班(はん)は、 大(おお)きなカメラの 画面(がめん)から 見(み)るキャスターの 表情(ひょうじょう)に 興味津々(きょうみしんしん)です。カメラの 角度(かくど)を 変(か)えて、いろいろな 表情(ひょうじょう)を 映(うつ)していきます。

いよいよ 本番(ほんばん)！

　アシスタントディレクターが「（スタート）３０ 秒前(びょうまえ)」の 合図(あいず)を 送(おく)ります。 少(すこ)し 緊張(きんちょう)した 表情(ひょうじょう)に、 渡辺(わたなべ)キャスターが「ゆっくり 元気(げんき)よくいこう」と 励(はげ)まします。みんな「いい 表情(ひょうじょう)を 撮(と)るぞ」とやる 気(き) 十分(じゅうぶん)。もう、カメラマンそのものです。

	操作(そうさ)の 仕方(しかた)もすぐに 覚(おぼ)えられたわね。いい 場面(ばめん)を 逃(のが)さないように、 頑張(がんば)って！！

テレビカメラを 前(まえ)に 緊張(きんちょう)

　キャスターが 座(すわ)る 席(せき)の 前(まえ)には 時計(とけい)、テレビモニター、カメラなどが 並(なら)んでいます。オープニングの 音楽(おんがく)や 映像(えいぞう)が 流(なが)れ、カメラがスタジオを 映(うつ)し 始(はじ)めます。

　 渡辺(わたなべ)キャスターが 見守(みまも)る 中(なか)、ちびっこキャスターたちは 原稿(げんこう)を 読(よ)み 始(はじ)めます。 緊張(きんちょう)しているせいか、 手(て)に 持(も)った 原稿(げんこう)から 視線(しせん)をあげられません。
　ですが、 時間(じかん)が 経(た)つにつれて、だんだんとリラックス。 最後(さいご)にはキャスター 同士(どうし)のやり 取(と)りも 堂々(どうどう)としてきました。

	つっかえることなく 読(よ)み 終(お)えたわ！すごい！