特集
「藤沢市次世代育成支援行動計画」後期計画事業
子どもが健やかに育つまちに
市では、「子育てと仕事を両立させたい」「情報交換できる場が欲しい」など、子育て中の方々のさまざまなニーズに応えるために、「藤沢市次世代育成支援行動計画」後期計画事業を推進しています。
より子育てのしやすいまちを目指し、今後も取り組みを進めていきます。
問い合わせ 子育て支援課 【FAX】(50)8416
「藤沢市次世代育成支援行動計画」では、具体的な数値目標を定め、計画を進めています。後期計画では、アンケート調査に基づき特定の事業について目標を設定しました。
後期計画における特定事業と2011年度までの実績は、次の通りです。
○通常保育事業
待機児童の解消に向けて、保育所定員の拡大、家庭的保育の実施を進めます。
○延長保育事業
通常の開所時間外の保育ニーズに対応する保育所の拡大を図ります。
○夜間保育事業
保護者の就労などによる夜間の保育ニーズに対応する保育所の増設を進めます。
○トワイライトステイ事業
保護者の就労などにより、夜間に施設などで一時的に子どもを預かり、生活指導や食事の提供を行う事業の実施を目指します。
○休日保育事業
保護者の就労などによる日曜日・祝日の保育ニーズに対応する保育所の拡大を図ります。
○病児・病後児保育事業
病気(回復期)で一時的に集団保育が困難な児童を、保育園の専用スペースなどで預かる事業を進めます。
○放課後児童健全育成事業
保護者が就労などにより、放課後不在となる家庭などの児童を対象に、適切な遊びと生活の場を提供し、健全な育成を図ります。
○地域子育て支援拠点事業
【ひろば型】
子育て中の親子の交流・仲間づくりを支援する場を提供します。
【センター型】
地域の子育て支援拠点として、子育てに関する相談や情報提供・交流・子育てサークルの育成・支援などを行う場の設置を進めます。
○一時預かり事業
保護者の疾病・入院などに伴う緊急・一時的な保育や、保護者の就労形態に応じた週3日以内の保育の推進を図ります。
○ショートステイ事業
保護者の疾病などにより、家庭での養育が困難になった場合に、施設などでの一時的な養育を行う事業の実施を目指します。
○ファミリー・サポート・センター事業
育児の援助を受けたい「おねがい会員」と、育児の援助ができる「まかせて会員」からなる会員組織の相互援助活動を推進します。
計画書をご覧になれます
★「藤沢市次世代育成支援行動計画」後期計画は、子育て支援課、各公立保育園、市民相談情報センター、文書館、各市民図書館・市民図書室、各子育て支援センター、ファミリー・サポート・センター、各つどいの広場でご覧になれます
★市民相談情報センターと文書館では、閲覧のほか、有償頒布も行っています(1部1000円)
★市のホームページの子育て支援課のページからもご覧になれます
2011年度 新たに取り組んだ主な事業
思春期青少年の居場所づくり事業
2011年10月に、片瀬公民館の片瀬しおさいセンターで、思春期の青少年が地域の大人と関わりながら、地域とつながる場を提供する、思春期青少年の居場所づくり事業を開始。
「最近ではご家庭も色々な状況があり、夜間に子どもだけで過ごしているということもあるかもしれません。そんなとき、この場所であれば、センターの方や私たちのようなサポータースタッフがいるので、子どもたちに安全・安心に過ごしてもらうことができます。子どもたち、親たち、そして地域そのものが「安全・安心」を感じることができる場になって欲しい、と活動しています!」(片瀬青少年サポーター代表濱野さん)
幼児二人同乗用自転車購入費助成事業
6歳未満の幼児を2人以上養育している市内在住の世帯を対象に、幼児二人同乗用自転車購入費の一部助成を実施。
辻堂子育て支援センター
2011年4月に市内3カ所目となる子育て支援センターを開設。
「核家族が多い今、育児中に孤独を感じるお母さんが増えていますが、ここに来れば『一人じゃない』と、安心していただけるはずです。育児に関する悩みごとがあれば、私たち子育てアドバイザーがいつでもお話を伺います。
またここは、同じように育児に奮闘中のお母さんたちの情報交換の場にもなっています。ランチスペースもあるので、ママ友達とおしゃべりしながら食事もできます。みんなで楽しみながら、子育てしていきましょう!」(子育てアドバイザー清水さん)
利用者の声
☆「毎日来ています。お友達もできて楽しいです!」升さん(写真左)
☆「実家が遠いので、こちらのアドバイザーさんに、母に聞くような子育ての悩みを相談しています。親戚のおばさんみたいな存在です」井口さん(写真右)
こども発達支援事業
発達障がい児支援委託事業を行い、幼稚園・保育園などの集団の場での配慮が必要な児童に対する巡回相談を拡充。
中里つどいの広場
2011年4月に市内4カ所目となるつどいの広場を開設。
親子同士の交流の場なので、みんなで集まって一緒に遊びましょう!乳幼児をもつ子育て中の方なら誰でも気軽に利用できます。お隣の中里子供の家(なかよし砦)は、屋根の付いた広場なので、雨の日でものびのび遊べます。つどいの広場でみんなが待っています!
特定不妊治療助成事業
助成の対象を拡大(所得制限により県から助成が受けられない夫婦に対し、1回の治療につき10万円までの助成を開始)。
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