2011年3月11日に発生した東日本大震災は、東日本の太平洋側を中心に大きな被害をもたらしました。被災地では、復興へ向けて努力していますが、まだまだ道半ばの状態です。また、復興事業を実施するための現地の専門職員も不足しています。そのため本市では、岩手県大船渡市の復興を支援するため、国土交通省からの要請を受け、今年４月から技術職員を現地に派遣しています。

派遣職員が携わっている業務

・区画整理事業（派遣先　災害復興局土地利用課）

被災した大船渡駅周辺の災害復興の区画整理事業の業務に携わっています

・下水道事業（派遣先　都市整備部下水道事業所）

被災した下水道施設の復旧作業・新規築造の業務に携わっています

・防災集団移転促進事業（10月から災害復興局集団移転課へ派遣予定）

被災地域の集団的移転を行うための業務に携わる予定です

市街地の様子

▼被災直後

▼現在

派遣している職員の声（現地から）

現在、事業を進めている地区はJR大船渡駅周辺で、街の大部分が被災し、多くの市民が仮設住宅などで生活しています。もともとまちの中心市街地でにぎわいのある地区でしたので、道路や宅地などの整備を施工し、震災前以上に活気にあふれたにぎわいのあるまちにしたいとの思いで仕事をしています。復興にはまだまだ時間が掛かりますが、皆さんのご支援をお願いします。

▼下水道施設の復興作業の様子