特集
藤沢駅北口ペデストリアンデッキをリニューアルします

　藤沢駅周辺の再活性化に向け、1979年に整備された藤沢駅北口ペデストリアンデッキ（サンパール広場）のリニューアル工事を行います。

にぎわい・交流・憩いを育める空間を創出

　藤沢駅北口ペデストリアンデッキ(サンパール広場)は、現在の構造を生かしつつ、バリアフリーやユニバーサルデザインへの対応を行うとともに、にぎわいや交流、憩いを育める場所となるよう整備を進めます。

　2017年度に工事に着手し、19年度の完成を目指します。

完成イメージ

駅周辺をゆとりのある空間に

　待ち合わせ場所としても利用できる広場や、休憩場所やイベントでの活用も可能なガーデンテラスとガーデンパークなど、ゆったり過ごせる空間の整備を行います。

待ち合わせ広場

ガーデンテラス

ガーデンパーク

舗装材料も機能性を考慮

　歩行者の動線となる部分には滑りにくく汚れが目立たない舗装材を、待ち合わせ広場とガーデンテラスには天然木のウッドデッキを、ガーデンパークには人工芝を使用します。

昇降施設・スロープの設置

　既存のエレベーターやスロープの改良を行うとともに、新たにエレベーター2基とエスカレーター1基、スロープ1カ所の設置を進めます。

　エレベーターは車いすが2台同時に乗車でき、救急搬送で使用するストレッチャーの乗車も可能です。

エレベーターの新設で、バスターミナルと藤沢駅の行き来がスムーズになります。

ビックカメラ南側の階段は、エスカレーターに造り替えます。

バスターミナルを明るい空間に

デッキの下面は白色系の塗装をした後、汚れが付きにくい処理をします。照明灯もLED照明に一新し、バスターミナルを明るい空間にします。

広がりのある空間を演出する高欄

駅からの出口付近はガラス高欄に、植栽の周りなどは多柵式高欄に変更し、見通しが良く広々と感じられる空間とします。

ガラス高欄

多柵式高欄

誰もが安心して利用できる空間整備

階段やスロープには、握りやすく滑りにくい手すりを設置し、夜間でも段差が分かるように足元を照らす照明を配置して安全性を高めます。