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総務常任委員会 |
設計金額を事前公表 入札・契約制度を見直し
2月定例会中の総務常任委員会は、2月26日に開催され、議案1件、陳情6件を審査した。その結果、議案は可決すべきもの、陳情は2件が趣旨了承、4件が趣旨不了承と決定した。
また、入札・契約制度の見直しについての報告を受けた。
○入札・契約制度の見直しについて
〈市の説明〉
入札・契約制度の見直しとして、@公共工事等低入札価格調査制度の導入A最低制限価格の見直しB前金払いの率及び限度額の引き上げC設計金額の事前公表、最低制限価格、及び調査基準価格の事後公表−−などについて、平成11年度から試行することとした。
その主な内容は、@については、従来、最低制限価格を下回った入札者は失格となったが、今回新たに調査基準価格を設定し、これを下回る入札であっても調査を行い、その結果適正に工事が履行される見込みがあれば、落札と認め、契約を締結できる制度である。
これにより、入札者の経営努力、技術力等を入札価格に反映でき、また、コスト縮減が期待できる。調査基準価格を設定する工事としては、1億円以上の工事、製造の請負と設計金額に関わらず解体工事を対象としている。
Cについては、すべての工事について、設計金額は、入札の公告後等に速やかに事前公表し、最低制限価格及び調査基準価格は、落札者決定後速やかに事後公表することとした。
以上により、入札制度のより一層の透明性の向上が図られると考える。
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今年9月の完成を目指し、改築工事が進められている六会小学校
民生常任委員会 |
公的年金制度の充実を
国庫負担率の早期引き上げを要望民生常任委員会は、閉会中の1月28日と2月定例会中の2月24日に開催された。
1月28日の委員会では、(仮称)北部方面老人福祉センター及び遠藤ふれあい農園の視察を行った。
また、2月24日の委員会では議案2件、陳情3件を審査した。その結果、議案は2件とも可決すべきもの、陳情は1件が趣旨了承、2件が趣旨不了承と決定した。
さらに、@藤沢市高齢社会医療供給体制調査研究会の報告についてA藤沢市地域振興券交付事業の進捗状況についてB藤沢市観光センターの移転について−−以上の報告を受けた。
○国民年金等年金制度の改善に関する陳情
この陳情は、全日本年金者組合神奈川県本部藤沢支部から提出されたもので、第131臨時国会における「国民年金法等の一部を改正する法律」の附則と附帯決議に基づき、基礎年金に対する国庫負担を直ちに2分の1に増額することを求める意見書を国に提出してほしいというもの。
〈市の説明〉
現在国においては、少子・高齢化の進行等、年金制度を取り巻く環境の変化を踏まえ、国民年金及び厚生年金保険における給付と負担の均衡の確保等、年金制度の長期的安定を図るため、第145通常国会に改正法案の提出が予定されている。国民年金及び厚生年金保険事業は、政府が管掌することになっているため、本市としては、公的年金制度の充実に向けて基礎年金にかかる国庫負担率引き上げなどを含む住民一人一人の年金権の確保と、国民年金事業の円滑な推進について、全国都市国民年金協議会等を通じ、引き続き国に要望していきたいと考えている。
(趣旨了承と決定した)
○藤沢市観光センターの移転について
〈市の説明〉
藤沢市観光センターについては、国道134号線の拡幅及び片瀬橋の架け替え工事に伴い県の移転要請を受け移転するものである。移転予定地は現在地から西へ120メートル移動した湘南海岸公園東部地区内であるが、公園の詳細設計が平成11年度事業となっていることなどから平成11年9月から14年3月までの間は、サーフ'90交流協会事務所跡に仮設事務所として一時的に移転する方向で検討している。
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毎年夏には多くの観光客が訪れる=藤沢市観光センター
建設常任委員会 |
21世紀の都市づくり 基本方針を決定
2月定例会中の建設常任委員会は、2月23日に開催され、現地視察の後、議案5件、陳情3件を審査した。その結果、議案はすべて可決すべきもの、陳情は1件が趣旨不了承、2件が結論保留と決定した。
また、藤沢市都市マスタープランについての報告を受けた。
○藤沢市都市マスタープランについて
都市計画法の改正に伴い、平成8年度から策定作業が進められてきた藤沢市都市マスタープランは、市内13地区の将来像を明らかにすること及び都市計画の基本的方針を市民参加によって定めることを目的として、全市的組織である藤沢市都市マスタープラン策定協議会と地区別に設けた地区協議会との双方において、検討されてきたものである。
〈市の説明〉
藤沢市都市マスタープランの策定については、これまでに中間案と2次案をまとめ、それぞれ市内13地区で説明会を開催し、市民との意見交換を重ねてきた。
その後、藤沢市都市マスタープラン策定協議会は、説明会での市民の意見と地区協議会での最終討議を踏まえて、藤沢市都市マスタープランの最終報告を市長に対して行った。
市は、この報告を市の案として確定し、2月20日の藤沢市都市計画審議会に諮問し、その答申を受けて、藤沢市都市マスタープランとして決定した。
文教常任委員会 |
学習指導要領が改訂 平成14年度から実施
文教常任委員会は、閉会中の1月26日と、2月定例会中の2月25日に開催された。
1月26日の委員会では、大道小学校、小糸小学校、明治中学校、辻堂児童館及び引地川親水公園球技場の視察を行った。
また、2月25日の委員会では、陳情2件を審査し、1件は趣旨不了承、1件は結論保留と決定した。さらに、新学習指導要領についての報告を受けた。
○新学習指導要領について
〈教育委員会の説明〉
文部省は、第15期中央教育審議会及び教育課程審議会の答申を受け、昨年12月14日、学習指導要領の改訂を告示した。
今回の改訂の主な内容は、@基礎・基本の確実な定着と完全学校週5日制の実施などを踏まえ、授業時数及び各教科の学習内容が削減されたA自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、より良く問題を解決できる資質や能力を育て、社会の変化に主体的に対応できるようにするため、小学校3年生以上で新たに「総合的な学習の時間」を設けたB中学校において、生徒の能力、適性、興味、関心等が多様化してくることに対応し、個性の伸長を図るため、選択学習の幅が一層拡大されたなどの点が挙げられる。
また、教科の学習内容では、各教科の中で削減したり、上の学年や中学校、高等学校へ移行するなどの改訂がなされている。
今回改訂された学習指導要領は、完全学校週5日制となる平成14年度から実施されるが、これに先立ち平成12年度から移行措置が行われる予定である。
〈主な質問と答弁〉
質問 落ちこぼれや詰め込み教育が問題になっているが、授業時間数が削減となって、教科の内容もそれに見合った形で減らされているのか。
答弁 学習内容については、精選されたと考えている。
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子ども達の健やかな成長を
=大越小学校
都市整備特別委員会 |
湘南台駅 東西地下自由通路など 鉄道開業にあわせ整備
都市整備特別委員会は、閉会中の1月25日に開催され、現地視察の後、湘南台地下鉄関連工事の進捗について及び橋梁架替事業の進捗についての審査を行った。
○湘南台地下鉄関連工事の進捗について
〈市の説明〉
湘南台駅の鉄道施設としては、地下1階に横浜市営地下鉄、相模鉄道及び小田急線の改札口等駅施設を配置し、乗降ホームは、地下3階に相模鉄道いずみ野線(3月10日開業)、地下2階に横浜市営地下鉄1号線(8月29日開業予定)を配置する。また、小田急線は、現在の地上ホームにおいて整備を行っている。
地下公共施設としては、地下1階に東西地下広場と自由通路、850台収容の自転車駐車場、地下2階には、180台収容の自動車駐車場を設置する。
また、地下広場への出入り口には、高齢者等のためのエレベーターとエスカレーターを東西に1カ所ずつ設け、駅施設内にも同様の施設の整備を進めている。
これらの公共施設整備工事は、各鉄道事業者に委託しており、完成時期はそれぞれ異なるが鉄道の開業時期に合わせて整備を行い、完成部分から供用開始を図っていきたい。なお、都市整備特別委員会、行政改革等特別委員会、環境・災害対策特別委員会の3特別委員会は、それぞれ2月1日、5日、8日に最後の委員会を開催し、これまでの調査・審査の報告書を作成して審査を終了した。
環境・災害対策特別委員会 |
地域防災計画を修正
環境・災害対策特別委員会は、閉会中の2月2日に開催され、藤沢市地域防災計画(風水害対策編)の修正について及び藤沢市地域防災計画(都市災害対策編)の修正についての報告を受けた。
○藤沢市地域防災計画(風水害対策編)の修正について
○藤沢市地域防災計画(都市災害対策編)の修正について
〈市の説明〉
これらの計画は、国や県が防災計画を修正したことに伴い、市としてもこれらとの整合性を図る必要が生じたため、見直しを行い、1月22日の藤沢市防災会議において修正されたものである。
〈主な質問と答弁〉
質問 災害時のボランティアの受け入れ体制について聞きたい。
答弁 ボランティアは専門知識を持っている方や一般の方などさまざまである。受け入れは行政委員会と位置づけているが、ニーズを把握し、状況によっては災害対策本部と協議し、臨機応変に対応していきたい。
質問 防災に関する市民への周知と、地域での防災訓練の計画について聞きたい。
答弁 地震対策編、風水害対策編、都市災害対策編をまとめた地域防災計画のダイジェスト版を作成し、市民に配布するとともに、講演会等を通じて防災への意識づけを図っていきたい。
訓練については、各地区で地区訓練を行っているが、より多くの市民が参加できるよう積極的に検討していきたい。
議員全員協議会 |
総合計画基本構想 (第2次素案)を説明
議員全員協議会は2月1日に開催され、藤沢市総合計画基本構想(第2次素案)について市から説明を受け、これに対し質疑を行った。
〈市の説明〉
昨年11月18日に開催した議員全員協議会での意見・提案を初め、地区集会において市民から寄せられたさまざまな意見・提案や庁内総合計画策定会議での意見、提案等をもとに総合計画審議会で審議し、第2次素案を作成したので報告するもの。
第2次素案では、先に示した素案の総合計画基本構想の構成立てや文章全体の表現、まちづくりの基本目標などを見直し、修正、追加等を行った。
請願の処理状況 |
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9.11. 4 | 9‐18 | 〔仮称〕藤沢・大鋸マンション(旧友野邸)建設計画についての陳情 |
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11.2.23 | 結論保留 |
9.11.28 | 9‐21 | (仮称)藤沢・大鋸マンション(旧友野邸)建設計画についての陳情 |
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11.2.18 | 10‐54 | 辻堂駅北口駅前パチンコテナントビル建設の見直しを求める陳情 |
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趣旨不了承 |
11.2.12 | 10‐49 | 国民年金等年金制度の改善に関する陳情 |
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11.2.24 | 趣旨了承 |
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10‐50 | 藤沢市国民健康保険保険料賦課基準の改定を求める陳情 |
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趣旨不了承 |
11.2.17 | 10‐53 | 藤沢市国民健康保険保険料賦課基準の改定を求める陳情 |
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10.12.7 | 10‐38 | 「30人学級の実現を国に求める」意見書提出についての陳情 |
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11.2.25 | 結論保留 |
11.2.18 | 10‐55 | 幼稚園等就園奨励費補助金の増額を求める陳情 |
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趣旨不了承 |
11.1.26 | 10‐47 | 北朝鮮への金と物資の流れを止め、金正日を困窮させるための陳情 |
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11.2.26 |
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11.1.27 | 10‐48 | 朝鮮商工会に対する徴税実務の実態調査と、北朝鮮の秘密組織の破壊活動への対処を求める陳情 |
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11.2.17 | 10‐51 | 神奈川県最低賃金改定等について陳情 |
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趣旨了承 |
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10‐52 | 湘南ライフタウンやよい会地区の藤沢市編入の協議促進についての陳情 |
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11.2.18 | 10‐56 | 新ガイドライン・「周辺事態法案」反対の決議を求める陳情 |
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趣旨不了承 |
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10‐57 | 消費税の減税を求める陳情 |
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10‐58 | 乳幼児医療無料(小児医療費助成)制度の拡充を求める陳情 |
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11.3.16 | 趣旨不了承 |
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10‐59 | 藤沢市独自で実施されている高齢者医療費助成制度の継続を求める陳情 |
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10‐60 | 藤沢市独自で実施されている高齢者医療費助成制度の継続を求める陳情 |
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