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決算 来年から九月定例会で審査
これまで、市民病院事業会計と下水道事業費特別会計を除く各会計の決算は、12月定例会中に審査されていたが、この方法では決算に対する議会の意見を新年度予算に反映させることがスケジュール上困難であった。
そこで、市の新年度予算編成作業開始までに決算審査を終えることについて、議会と市側とで協議を重ねた結果、6月28日の議会運営委員会において、来年から9月定例会で決算審査を行うことに決定した。
これにより、平成12年から決算特別委員会の日程が12月から9月に移るため、9月定例会の会期が約10日間延び、逆に12月定例会では同程度の日数会期が短くなることとなった。
総務常任委員会 |
総合防災センター基本構想
新システムを導入 危機管理体制を強化
6月定例会中の総務常任委員会は、6月21日に開催され、陳情2件を審査した。その結果、陳情は2件とも趣旨不了承と決定した。
さらに、(仮称)藤沢市総合防災センター基本構想(案)について報告を受けた。○(仮称)藤沢市総合防災センター基本構想(案)について
〈市の説明〉
総合防災センターのあり方については、検討委員会を設置し、検討を行った結果、これまでの防災・消防機能に加え、新たに情報機能を集約し、本市の危機管理体制の強化を図ることを基本として、総合防災センター基本構想(案)を策定した。
同センターの全体の機能としては、次のとおりである。まず、各種の災害情報は、有線・無線の多重交信手段により文字や音声及び映像情報としてすべて同センターに集められる。
さらに、これらの災害情報と市が保有する各種住民情報や市内の道路や建物の分布等が入力されている地図データベースとを連動させ、どのような災害対応を図るべきかの意思決定を行い、的確かつ迅速な応急救助・災害消火・救急医療などの措置活動や避難状況の把握などを一元的に処理するシステムとなっている。
同センターが円滑に機能するため、新たに導入が必要なシステムとしては、地震防災関係では、@地震観測収集A衛星通信B被害予測C危機管理D大型映像表示など、また、消防本部関係では、@発信地表示A高所監視カメラなどのシステムである。
建設場所としては、旧ハローワーク跡地が最適であり、建物の構造は免震構造とし、規模は、おおむね3600平方b程度を想定している。
なお、同センターの運用開始時期は、2002年4月1日を予定している。
民生常任委員会 |
「こぶし荘」へはバスで長後・湘南台から一日三便
6月定例会中の民生常任委員会は、6月17日に開催され、議案1件、陳情14件を審査した。その結果、議案は可決すべきもの、陳情は2件が趣旨了承、10件が趣旨不了承、2件が結論保留と決定した。
さらに、@地域振興券交付事業の進捗状況A藤沢市老人福祉センター「こぶし荘」へのバス路線の新設及び藤沢・綾瀬広域連携ミニバス導入事業の概要−−以上2件について報告を受けた。○アレルギー検査費用の無料化についての陳情
この陳情は、アレルギーの子どもを守る会から提出されたもので、小児のアレルギー検査費用の自己負担に対する助成が受けられるよう、国・県への働きかけを求めるもの。
〈市の説明〉
小児慢性疾患のうち特定の疾患については、その治療が極めて困難で、長期間にわたり、医療費も高額となることから、国は小児慢性特定疾患治療研究事業を制度化し、特定疾患の研究の推進と治療の確立を図り、あわせて患者家族の医療費の負担軽減を図っている。
しかしながら、アレルギー性気管支炎等が原因とされる小児ぜんそくについては、入院医療費はこの制度の医療給付対象となっているが、通院医療費については、その症状が一過性であるという理由で、給付の対象外とされている状況である。
本市としても、制度の拡充により、アレルギー疾患の児童が、適切な医療が受けることができ、あわせて患者家族の医療費の負担軽減が図られることを願うものである。
(趣旨了承と決定した)○藤沢市老人福祉センター「こぶし荘」へのバス路線の新設及び藤沢・綾瀬広域連携ミニバス導入事業の概要について
〈市の説明〉
長後駅周辺の交通混雑の解消を図るとともに、本年5月1日にオープンした「こぶし荘」への交通の利便性を高めるため、本市と綾瀬市との両市による都市間広域連携によるバス路線の新設について協議を重ねてきたが、6月26日から、「こぶし荘」を経由する長後駅西口・湘南台駅西口間と長後駅西口・綾瀬市上土棚団地間の2路線が新設されることになった。
運行は定員40名の通称ミニバスで、「こぶし荘」を経由する路線については、片道約3.5キロメートル、途中の停留所は7カ所である。また、運行回数は1日3便で、「こぶし荘」の開所・閉所時刻を考慮したものとなっている。
なお、運賃は、大人170円、子ども90円の均一料金である。
建設常任委員会 |
話し合いの継続を望む
辻堂駅前マンション建設計画
6月定例会中の建設常任委員会は、6月16日に開催され、現地視察の後、議案2件、陳情4件を審査した。その結果、議案は2件とも可決すべきもの、陳情は2件が趣旨不了承、2件が結論保留と決定した。
○(仮称)辻堂駅前土地マンション新築工事に関する陳情
この陳情は、辻堂駅前土地マンション対策委員会から提出されたもので、辻堂駅北口に建設予定のマンションについて、周辺住宅への日照阻害や風害の発生等が懸念されるため、最低限の住環境を守る立場から、建物の高さをできる限り抑えて市民が安心して暮らせるようにしてほしいというもの。
〈市の説明〉
このマンション建設計画については、これまでに説明会等話し合いが事業者と住民との間で7回実施されてきた。その間、事業者が当初計画の13階を12階にするなど計画の一部見直しを行った。しかし、建築物の規模についての双方の主張は変わらず、話し合いは現在も平行線の状態にある。〈主な質問と答弁〉
質問 事業者と住民が粘り強く話し合いを進めていくように市として指導をすべきと思うがどうか。
答弁 話し合いについては,工事協定も含めながら今後も進めていくように指導をしているが、一方でこの建設計画が法的に適合しているため、建設に関する手続は進めていかざるを得ない状況である。
(結論保留と決定した)
辻堂駅北口のマンション建設予定地=辻堂新町一丁目
文教常任委員会 |
アレルギー
学校給食でも配慮 食材単位で対応
6月定例会中の文教常任委員会は、6月18日に開催され、議案1件、請願2件及び陳情3件を審査した。その結果、議案は可決すべきもの、請願は1件が採択すべきもの、1件が継続審査、陳情は2件が趣旨了承、1件が趣旨不了承と決定した。
また、@余裕教室の児童クラブへの転用A藤沢市生涯学習推進基本構想・基本計画B新学習指導要領−−以上3件について報告を受けた。○「アレルギー問題」の対策の実施を求める陳情
この陳情は、アレルギーの子どもを守る会から提出されたもので、学校においてアレルギーについての正しい知識の普及に努めるとともに、アレルギー児用の給食の実施や、安全な食材の使用、校舎外壁等の塗り替えに際し、シンナーなどを使わない塗料を使用することなどを求めるもの。
〈教育委員会の説明〉
アレルギーに対する知識の普及については、職員会議・学年会などで取り上げ、啓発に努めている。
アレルギー児に対する給食については、原因物質が個々に違い、症状もそれぞれ異なることから、保健調査などで家庭からの情報を得るとともに、月別献立を家庭に知らせた上で、きめ細かい対応を行っている。
具体的には、原因となる食材が献立の中にあるときは、これを取り除いたり、別の献立への変更、あるいは代わりの食品を持たせるよう家庭にお願いするなど、校長・担任・栄養士・養護教諭等が連携を取り、保護者との十分な話し合いの上で実施している。
校舎等の塗装に当たっては、塗装する場所により、シンナーの添加された溶剤系塗料と添加されていない水系塗料を使い分けている。
現在、建設省などで、シンナーを低減した溶剤系塗料を開発中と聞いている。
(趣旨了承と決定した)
請願の処理状況 |
受理年月日 | 請願番号 | 件名 | 付託委員会 | 審査結果 | |
11. 6. 4 | 11‐1 | 義務教育費国庫負担制度の堅持についての請願 |
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11.6.24 | 採択 |
〃 | 11‐2 | 30人以下学級および弾力的な学級編制を可能とする法改正に向けた意見書の提出を求める請願 |
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11.6.29 | 継続審査 |
〃 | 11‐3 | 聴覚障害者の社会参加を制限する欠格条項の早期改正を求める請願 |
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11.6.15 | 採択 |
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受理年月日 | 陳情番号 | 件名 | 付託委員会 | 審査結果 | |
11.5.25 | 11‐1 | (仮称)辻堂駅前土地マンション新築工事に関する陳情 | 建 設 | 11. 6.16 | 結論保留 |
11.6. 1 | 11‐5 | (仮称)藤沢・大鋸マンション(旧友野邸)建設計画について陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11.6.10 | 11‐14 | 片瀬1‐1号川埋め立て工事についての陳情 | 〃 | 〃 | 趣旨不了承 |
11.6.11 | 11‐16 | (仮称)川名マンション建設計画についての陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11.5.31 | 11‐3 | 高齢者の薬剤一部負担に関する臨時特例措置に伴う藤沢市老人医療費助成対象者への薬剤一部負担の特例措置を講ずることに関する陳情 | 民 生 | 11. 6.16 | 〃 |
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11‐4 | 「食料・農業・農村基本法および関連施策の制定に向けた意見書」の採択についての陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11.6. 4 | 11‐6 | 安心して、よりよい介護が保障される介護保険制度実施にあたっての陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
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11‐7 | 安心して、よりよい介護が保障される介護保険制度実施にあたっての陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11.6. 9 | 11‐9 | 2000年4月、介護保険制度が実効ある発足をするための陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
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11‐10 | 安心してより良い介護が保障される介護保険制度実施にあたっての陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11.6.10 | 11‐11 | 安心して、より良い介護が保障される介護保険制度実施にあたっての陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
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11‐12 | アレルギー検査費用の無料化についての陳情 | 〃 | 〃 | 趣旨了承 |
11.6.11 | 11‐15 | 施設入浴サービス事業の継続についての陳情 | 〃 | 〃 | 結論保留 |
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11‐17 | 小児医療費助成制度の拡充を求める陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11. 6.11 | 11‐18 | 神奈川県に3歳までの乳幼児医療費無料制度を求める陳情 | 〃 | 〃 | 趣旨了承 |
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11‐19 | 介護保険制度実施にあたっての陳情 | 民 生 | 11. 6.17 | 趣旨不了承 |
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11‐20 | 高齢者の医療費自己負担を増やさないよう求める陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
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11‐21 | ダイオキシン汚染調査の拡充を求める陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
11. 5.28 | 11‐2 | 義務教育諸学校の学校事務職員・栄養職員給与費の国庫負担制度からの適用除外に反対することについての陳情 | 文 教 | 〃 | 趣旨了承 |
11. 6.10 | 11‐13 | 「アレルギー問題」の対策の実施を求める陳情 | 〃 | 11. 6.18 | 〃 |
11. 6.11 | 11‐22 | 「30人学級」の早期実現を求める陳情 | 〃 | 〃 | 趣旨不了承 |
11. 6. 8 | 11‐8 | 国民本位の公共事業推進と執行体制の拡充を求める陳情 | 総 務 | 11. 6.21 | 〃 |
11. 6.11 | 11‐23 | 「新ガイドライン関連法」に関する意見書を国に提出するよう求める陳情 | 〃 | 〃 | 〃 |
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