広報ふじさわ2022年8月25日号
1923年9月1日に関東大震災が発生したことから9月1日は「防災の日」です。この機会に大雨や台風、地震などの大規模災害への備えを確認してみましょう。
問い合わせ
危機管理課【電話】内線2443、【FAX】(50)8401
ローリングストックについては
地域保健課【電話】(50)3592、【FAX】(28)2020
就寝中や通勤・通学中など、災害は予期せぬ時にも発生します。被害を最小限にするために、日頃から災害時を想定した生活の備えをしておきましょう。
家の中や周辺でできること
避難ルートの確認もお忘れなく
洪水、土砂災害ハザードマップで洪水浸水想定区域や土砂災害警戒区域を確認し、危険な場所は避けて移動するようにしましょう。水の溜まっている場所を歩く場合は、長い棒で足元に穴や障害物がないかを確認しながら慎重に歩きましょう。
海岸付近で地震に遭遇したら…
津波フラッグ(赤と白の格子模様の旗)は、津波警報などが発表されたことを海岸などの利用者に知らせるために掲出されます。
海岸付近で津波フラッグが掲出されたら、津波避難ビルなどの高い建物や高台にすぐに避難しましょう。
ふじさわ防災ナビをご活用ください
市では、災害への日頃の備えやハザードマップなどを掲載した冊子「ふじさわ防災ナビ」を市内の各世帯に全戸配布しています。
大規模な災害が起こると、ライフラインの復旧まで1週間以上かかることが多いといわれています。そのため、水や食料は3日分以上(できれば1週間分以上)備蓄しておくと安心です。
ローリングストックは、普段から使う食材を多めに買っておき、賞味期限の古いものから消費し、消費した分を買い足す備蓄方法です。これにより、常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つことができます。
ローリングストックのメリット
Q.備蓄しておいた方が良い食材は?
A.非常時の食事では、タンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足します。家族の状況や嗜好(しこう)に合わせて「主食・主菜・副菜」と果物をそろえると、栄養バランスが整います。乳幼児や高齢者、食物アレルギーの方などは、自分が食べられるものを多めに備蓄しておきましょう。
主菜になるもの
…ツナ・サバ・焼き鳥などの缶詰、カレーや牛丼などのレトルト食品など
副菜になるもの
…ニンジンやリンゴなど日持ちする野菜・果物、コーンやミカンなどの缶詰、切り干し大根などの乾物、野菜ジュースやドライフルーツなど
Q.食料品以外で用意したほうが良いものは?
A.カセットコンロなどの熱源があると、ライフラインが停止していても調理ができます。使い捨ての食器やラップ、アルミホイル、キッチンペーパーなどもあると便利です。
備蓄用食品の選び方や災害時に役立つレシピなどをこちらのページご覧になれます。
防災を身近に体感・体験してもらうためのイベントを開催します。防災について考えるきっかけとして参加してみませんか。
とき
9月3日(土)午前10時~午後3時
ところ
内容
防災関係機関の展示ブース、各種車両の展示、起震車など各種体験コーナーほか
費用
無料
申し込み
当日会場へ
本市には、過去に発生した自然災害の様子や被害状況などを記載した自然災害伝承碑(国土地理院登録)が7つあります。その全てに関東大震災に関する記載があります。
伝承碑を通して昔の災害について学び、防災にも生かしてみませんか。
詳細は市のホームページの防災政策課のページへ