広報ふじさわ2025年2月10日号
藤沢市・茅ヶ崎市・寒川町の2市1町で広報の相互掲載をしています。
今回のテーマは「デザインマンホール」です。
個性豊かなマンホール
藤沢市の下水の排除方式には、汚水と雨水を同一の管渠(かんきょ)で排除して処理する合流式と、別々に排除して処理する分流式があります。合流式と分流式の雨水管のマンホール蓋には市の花「フジ」、分流式の汚水管のマンホール蓋には、市の木「クロマツ」がそれぞれ描かれています。
藤沢市では、下水道事業をPRする一環として、「フジ」をデザインしたマンホール蓋の「マンホールカード」を制作しています。「マンホールカード」は、地方公共団体が下水道広報プラットホームと共同で制作しているカード型下水道広報パンフレットです。藤沢市のマンホールカードは、藤澤浮世絵館
で配布をしています。
その他、下水道に興味をもってもらうことに加えて、観光などで訪れた方に藤沢市をPRする目的で、江の島
島内に弁財天などをデザインしたマンホール蓋を設置しています。
また、JR藤沢駅
周辺には、藤沢市下水道のマスコットキャラクター「ふじまる」をデザインしたマンホール蓋も設置されています。
今後、新たに藤沢宿をデザインしたマンホールも登場する予定ですので、お楽しみに!
ぜひこの機会に足元のマンホールに注目してみてはいかがでしょうか。
問い合わせ
藤沢市下水道総務課【電話】内線4515
、【FAX】(50)8388
こだわりのすいせんマンホール
寒川町には、町の花「すいせん」をモチーフにしたマンホールの蓋(ふた)があります。町内在住の彫刻家、故原田純成(はらだじゅんせい)氏にデザインを依頼し、町制50周年を迎えた1990年に町内に設置しました。
作者の原田氏は「円形の中で3等分割の組み合わせの造形的変化を求め、余白の部分が均等になるように工夫した。また、すべり止め効果もある溝の凹凸は、深さに変化を持たせ薄肉浮彫(うすにくうきぼり)で表現し、鋳鉄(ちゅうきん)本来の落ち着いた色合い、地金の色の効果を生かした無着色に仕上げた。」とこだわった点を述べています。鋳鉄本来の性質を生かし時間が経過するにつれ色合いに深みが増し、デザインされたすいせんがより際立ちます。彫刻でデザインされたマンホールの蓋は全国的にも珍しいです。高い芸術性と機能性を兼ね備えた「すいせんマンホール」にぜひ注目してみてください。
マンホールではないですが、寒川には同じく原田氏が作成した、町の木「もくせい」をモチーフにした公共汚水桝(ます)があります。素敵な公共汚水桝になっているのでこちらもぜひご覧ください。
問い合わせ
寒川町広報戦略課広報プロモーション担当【電話】0467(74)1111
、【FAX】0467(74)9141
茅ヶ崎ならではのマンホール
茅ヶ崎市とホノルル市・郡の姉妹都市友好協定締結10周年を記念し、新たにデザインマンホールを作成しました。茅ヶ崎の象徴・烏帽子岩とホノルルの象徴・ダイヤモンドヘッドが描かれたデザインで、両市の絆を表現しています。このマンホールは、茅ケ崎駅
南口の西側に設置され、付近には5周年記念マンホールもあり、両市の友好関係の深さを感じることができます。
他にも、茅ケ崎駅南口のラスカ駐輪場前に市オリジナルキャラクター「えぼし麻呂&ミーナ」、博物館
西側通路に「ゆかりのまち岡崎市」、市内全域にマンホールカードのデザインになった「烏帽子岩と相模湾」といったデザインマンホールがあります。茅ヶ崎を訪れた際は、それぞれの個性的なデザインを楽しんでみてはいかがでしょうか。
問い合わせ
茅ヶ崎市広報シティプロモーション課【電話】0467(81)7123
、【FAX】0467(87)6345