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広報ふじさわ2025年11月10日号

11月19日は「世界COPDデー」です

 長引くせき、階段を上がると息が切れる、朝にたんが絡むなどの症状はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)かもしれません。

 COPDとは、タバコの煙などに含まれる有害物質により気管支が炎症を起こしたり、肺の組織である肺胞が壊れて肺機能が低下したりすることで、呼吸がしにくくなる病気です。肺胞は壊れてしまうと元に戻らないため、重症化すると命に関わります。日本には40歳以上の約8%、約530万人の患者がいるといわれています。

自分の状態をチェック

 スクリーニング質問票(5問)によってCOPDの可能性があるかどうかを簡単にチェックすることができます。質問票は市のホームページの健康づくり課のページをご覧ください。

COPDの最大の治療は禁煙

 COPDの主な原因は喫煙といわれており、COPDを予防するためには禁煙がとても重要です。市では、喫煙状況を一緒にふりかえり、相談した方に合った治療方法を考え、6カ月間禁煙をサポートする「ふじさわ禁煙サポート」を実施しています。タバコに関する各種測定も行っているので、お気軽にお問い合わせください。