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更新日:2025年4月22日
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COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは?
COPDとはChronic Obstructive Pulmonary Disease(慢性閉塞性肺疾患)の頭文字をとったもので、タバコなどに含まれる有害物質を長年吸い込むことによって引き起こされる肺の生活習慣病です。
COPDに関する詳細な情報は下記サイトをご参照ください。
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」:日本呼吸器学会(外部サイトへリンク)
※COPDスクリーニング質問票(5つのチェック項目)はサイト下部にございます。
COPDの原因は?
COPDは、別名「タバコ病」とも呼ばれ、原因の90%以上が喫煙です。2019年に世界でCOPDにより亡くなった人は約323万人で、死亡原因の第3位となっており、日本国内では2022年のCOPDによる死亡者数は16,676人で男性では死亡原因の第9位となっています。現在、国内のCOPDの潜在的な患者数は約530万人いると推定されており、年々増えていると考えられますが、2017年の統計で診断されているのは22万人にすぎません。
COPDはまだまだ知られておらず、ありふれた症状であるため、見過ごしてしまうことが多く、COPD発見の遅れにつながります。
COPDの症状は?
階段の上り下りなど体を動かしたときに息切れを感じたり、風邪でもないのに咳や痰が続いたりすることが主な症状です。
【COPDの症状】
- 少しの動作で息切れがする。
- 咳や痰が長引く。
- 喘鳴がある。
この病気の恐ろしいところは、初期は無症状で、ゆっくりと進行し、息切れなどを自覚したころには、病気がかなり進行していることが多く、しかも元通りには治らないところです。
COPDのリスクをチェックし、早期発見・早期治療をしましょう!
COPDは、早期から適切な検査、治療を受けることにより進行を遅らせることは可能です。
COPDの可能性があるかどうかを調べられる質問票として、COPD集団スクリーニング質問票(外部サイトへリンク)があります。5問の設問に答えるだけなので、簡単にチェックできます!
喫煙歴のある40歳以上の方は、ぜひ一度自己採点してみてください。
※COPDスクリーニング質問票は、ご自身でダウンロードし、ご活用ください。
喫煙をしていて、気になる症状のある方は、早めに呼吸器専門医へご相談されることをおすすめします。
COPDの予防、治療のためには禁煙することも大切です。
健康づくり課では禁煙相談(ふじさわ禁煙サポート)も行っています。
毎年11月の第3水曜日は世界COPDデー
毎年11月の第3水曜日は世界COPDデーです。
COPDを知り、禁煙や受動喫煙防止に取り組む1日にしましょう。
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健康医療部 健康づくり課 健康づくり推進担当
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