広報ふじさわ2026年2月10日号
女性の生き方が多様化する中、生涯を通じて健康で充実した日々を過ごすため、自ら健康づくりを実践することが大切です。
女性は一生の中に、小児期、思春期、性成熟期、更年期、老年期があり、それぞれのライフステージごとに女性ホルモンが劇的に変化するという特徴があります。
生涯にわたって自らの健康について考え、健康的な生活習慣を身につけ、がん検診や健康診査を受けることが大切です。
女性やカップルが、性や妊娠、出産についての知識をもとに将来のライフプランを考えて、日々の生活や健康に向き合うことをプレコンセプションケアといいます。
次世代を担う子どもの健康にもつながるとして、近年注目されています。
月経前にイライラする、気分が沈む、乳房が張るなどの症状が出て、月経が始まるとそれらの症状が落ち着くことがあります。次の月経の前に同様の症状が出たら、PMSの可能性があります。
症状がつらい場合は、婦人科に相談しましょう。

若い女性に多い問題が「やせ」です。その背景として、適切な体形についての認識不足などが影響していると考えられています。若い女性の「やせ」は、将来の骨粗しょう症などの健康問題のリスクを高めます。適正体重をBMIでチェックしましょう。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
BMIは18.5以上25未満が適正です。BMI 18.4以下はやせ(低体重)です。
子宮頸がんは子宮の入口にできるがんです。HPVの感染が原因となることが多く、初期には自覚症状がほとんどありません。20~30代で発症する人が増えています。早期発見のために20歳を過ぎたら定期的に検診を受けることが大切です。
HPVワクチンの接種も予防方法の一つです。小学6年生から高校1年生相当の女性に対する定期接種のほか、今年度はキャッチアップ接種の経過措置による接種も実施しています。詳細は市のホームページの「HPVワクチン(子宮頸がんワクチン)接種」のページをご覧ください。
市では、子宮頸がん検診(20歳以上)と乳がん検診(40歳以上)を実施しています。早期のうちに発見することが、がん治療には大切です。
対象の方には受診券を郵送しています。年度末になると予約が集中しますので、早めの受診をお勧めします。
市ホームページ 対象の医療機関一覧
妊娠中は歯周病やむし歯などのお口のトラブルが起こりやすく、重度の歯周病は早産や低体重児出産との関連が報告されています。歯周病は初期には痛みなどの自覚症状がほとんどなく、気づかない間に進行します。
若い頃からかかりつけ歯科医で定期的に歯科健診を受けたり、歯みがきやフロスを活用したりするなどセルフケアに努めましょう。


閉経の前後約5年間を更年期といいます。40代に入ると女性ホルモンの分泌が次第に減少し、ほてり、のぼせ、めまい、発汗、不安やイライラなど心身に変調を起こし、日常生活に支障を来すほど強い症状が現れる人もいます。
症状には個人差があり、甲状腺疾患など他の病気が隠れている可能性もあります。一人で抱え込まずに医療機関を受診しましょう。
骨粗しょう症は、骨量が減る、または骨の質が低下することで、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。骨折しやすい部位は、背骨、足や腕の付け根、手首の骨などです。
予防するためには、カルシウムの摂取とビタミンDを体内で合成するための日光浴、ウォーキングや筋力トレーニングなどの骨に刺激が加わる運動が推奨されています。
また、若い頃からの備えとして、最大骨量に達する20代までに骨量を増加させておくことが大切です。

生涯を通じた女性の健康づくり講演会
「今、きいてほしい乳がんのキホン~自分のため、家族のためのブレストアウェアネス」
とき・ところ
(ア)3月4日(水)午後6時~7時…市役所本庁舎
(イ)4月1日(水)~30日(木)…アーカイブ配信
講師
まり乳腺クリニック院長 木村万里子氏
対象・定員
市内在住・在勤・在学の方(ア)50人(先着順)、(イ)定員なし
申し込み
2月25日(水)までに市のホームページの「イベント情報」から、または電話で健康づくり課へ
パネル展示を実施します
女性のライフステージやかかりやすい病気などを紹介するパネル展です。
とき
2月28日(土)~3月12日(木)
ところ
市役所本庁舎1階市民ラウンジ
図書館で女性の健康づくりに関する本を紹介します
とき
3月3日(火)~24日(火)
ところ