2021/9/27(水)に江の島沿岸にてサザエ25,010尾の放流を行いました。
湘南港から漁船に乗って出発し、江の島の南側に向かいます。
島から少し離れた、水深4mほどのポイントに、大きなバケツに入ったサザエの稚貝(約2cmほど)をまきました。
放流されたサザエは、海底に生えている海藻類を食べて成長し、3年後くらいに漁獲される大きさになります。 ただし、魚に食べられてしまうなどで数が減ってしまうので、漁獲できるのは放流したうちの2〜3割といわれています。
卵から育てられた稚貝の色は白色ですが、自然で成長する中で貝の色が黒く変わります。
貝の先が白色のサザエは放流されたサザエなので、購入する際に違いを見てみるのも面白いです。
最後に「サザエを家で調理したら固くなってしまった…」という経験をお持ちの方へ。サザエを柔らかく調理できる方法を漁師さんに教えていただきました。
- サザエを殻のまま水洗いする。
- 大きな寸胴鍋に、サザエと殻がかぶるくらいの真水を入れる。
- 水から火にかけて沸騰させ、10〜15分煮込む。
- 火を止めて、水が自然に冷めるまで、そのままおいておく。
- 楊枝や竹串でサザエを殻から出し、食べやすい大きさに切る。
そのあとは、バター焼きや卵とじなど、お好みのお料理に加えてください!保存袋に入れて冷凍保存もできます。