見て楽しい!食べて楽しい!キュンとする藤沢産♥︎

ヨトウムシ、漢字で書くと夜盗虫。ヨトウガの幼虫で、食欲旺盛です。

一度に数十~100個の卵を野菜の葉の裏に産み付け、最初は小さなイモムシですがどんどん成長して直径5㎜、長さ2㎝くらいまで大きくなります。
有機農業では農薬を使わないので頼みの綱は蜘蛛やカマキリ、カエルなどの天敵と呼ばれる生き物です。
ここで理科で習った食物連鎖を思い出してください。食べられる側は食べる側よりも圧倒的に数が多いので天敵が少ないとバランスが崩れてしまいます。
農薬に対して害虫は耐性を持つようになりいずれ農薬が効かなくなります。天敵と呼ばれる生き物の方が農薬に対しては弱いので農薬を使うことは長い目で見ると害虫を後押ししていることになっているのです。
つまり食物連鎖のバランスが崩れ結果的に害虫を増やすことになってしまいます。
けれどもそれも害虫発生の要因の一つ。お天気、作付けのタイミング、堆肥の質、堆肥をまいてからさくつけまでの時間なども関係してきます。
今年は一番手のブロッコリーが写真のようになってしまいました。畑の準備を急ぎ、堆肥まき直後に作付けたことが大きな原因です。

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