秋じゃが芋の収穫です。近年は春じゃがよりも秋じゃがの方が作りやすくなってきているように思います。気候が変わってきているからでしょうか?ただ、種芋は切って植えず丸ごと植えなければならないので種芋の確保が課題になります。相原農場では秋じゃがの作付けを増やすために種芋を収穫した芋の中から選別して使っています。年々畑の環境にあった品種に変わって来ているように思います。これも積み重ねの成果です。
「ハクサイダニ」農家を脅かしている害虫の名前です。元々は外来種らしく、たまたま最初に白菜に群がっているのを発見されたのでハクサイダニと命名されたそうです。白菜にとってはいい迷惑ですね。実際に白菜だけでなくアブラナ科のほとんどの野菜のみならずほうれん草や春菊など。周りに何もない時はネギですら被害が現れます。やっかいなのは何も手を打たなければ間違いなく野菜は全滅してしまうこと。また、寒い冬に発生することで捕食する天敵が活動していないことです。ここ数年、ハクサイダニとの知恵比べが続いています。共存が難しいハクサイダニです。