見て楽しい!食べて楽しい!キュンとする藤沢産♥︎

 

自分が育った原風景の中には田んぼが欠かせません。仲間と共同作業で草刈りと小水路作り!
田んぼにはそれぞれ所有者がいて、それぞれの水田地帯の水利を守っていく水利組合があります。送水前に水利組合の役員さんたちが大きな水路の浚渫工事と、堰やポンプのチェックを行います。
別な日に、田んぼの所有者さんが集まってそれぞれのエリアの主要な水路の草刈りとごみ拾いを行います。(川切り)
上記以外の小さな水路は、田んぼの所有者がそれぞれ管理して整備しています。自分が子どものころは、田んぼのシーズンにはあちこちでたくさんの人が作業していました。今は人を見る機会はずいぶん少なくなりました。機械化が進んで作業が効率化した、ということもありますが、現実は耕作者の高齢化問題があります。これはこれからも進んでいく大きな問題です。
それでも今ある田んぼをみんなで守っていきたいという思いで近くで田んぼを耕作している仲間が集まりました。
お金も大きな機械もないけれど、体ひとつ道具をもってこれだけ集まれば大きな力が生まれます。みんな忙しい時間を持ち寄っての作業。思いはただただ田んぼを守っていきたい

手植え用の稲の苗が順調です。30cm×60cmの育苗箱に40グラムの種籾を量って手で蒔きます。かなりの薄蒔きですが、この量が良いのです。一か月の育苗期間で葉っぱが4.5枚まで増えます。ちなみに一般の機械植えの苗は2.5~3枚。この差が大きいのです。4.5枚まで育った稲の苗は分げつが始まる時期になります。田植えと同時にすぐに分げつが始まるわけです。農薬に頼らない抑草管理がしやすくなり、増収にもつながります。因みに田植えは一か所に2~3本植えます。1本でも植えたことがありますが、とてもよく育ってくれました。

 

 

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