見て楽しい!食べて楽しい!キュンとする藤沢産♥︎

適度なお湿りは農業にも人の生活にも必要なものですが、昨今、降り続く雨に恐怖を感じることが多くなってきました。
上の写真は先日の土曜日の田んぼの写真です。本来、中央には幅が2mほどの農道があるのですが、完全に水没しています。膝下までの水位でした。その両側に田植えの終わった田んぼがあるのですが、稲が全く見えません。
大雨の時、田んぼに水が溜まることで地域の生活を守っているという、田んぼの多面的機能を実感できることができました。担っているのは生産の場の役割だけではないのですね。水が引くと空き缶や空き瓶、土砂やゴミ。色々な物が流れて来ているので、これらを取り除くことが必要です。もしこの状況が秋の稲穂が実った時期だったら、今ほど落ち着いてはいられないかもしれません。

下の写真は同じ田んぼの耕耘の様子です。お天気によってこれ程姿が変わります。今のように雨の日が続きすぎると畑の野菜も病気にかかってきます。せっかく作付けた野菜たちもじっくり耐えているように思えてなりません。私たちの生活で、そこに存在するのが当たり前の太陽もこれだけ姿を現わさないと様々な影響が出てきますね。改めて太陽のありがたさと太陽の元で体を動かせることの幸せを感じています。
お天気を一番身近に感じることのできる農業、そして畑の様子が野菜を通してダイレクトに伝える事のできるのが藤沢産サンセットマルシェです。野菜を食べて、色々なことを皆さんにも感じていただけたら嬉しいです。そして、皆さんの生活の隣に「田んぼや農地があって良かった!」と思ってもらえたら、さらに嬉しく思います。
生産者にとっても、地域で生活している人たちにとっても農地は未来へつなぐ共有の財産ですね!!

ページ上へ