平成20年度予算審査のあらまし
No189
 2月定例会
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  議案 常任・特別委員会 代表質問 予算審査のあらまし お知らせ
◆平成20年度予算審査のあらまし
 

 平成20年度一般会計予算及び12特別会計予算(総額2143億3862万4千円)並びに議案第97号「藤沢市職員の育児休業等に関する条例等の一部改正について」ほか5議案、計19議案は、3月17日に設置された予算等特別委員会において8日間にわたり審査が行われました。
  その結果、3月28日の本会議ですべての議案が可決されました。
  ここでは、予算等特別委員会の審査の概要をお知らせいたします。


特定健診
糖尿病予防のための検査を追加
  従来の項目を残し、健診の充実を図る

質問 平成20年度から実施される特定健康診査(以下、特定健診)について、今までの基本健康診査と比較して、健診内容がどのように充実するのか聞きたい。
答弁 特定健診の健診項目については、特定健診がいわゆるメタボリックシンドローム、最終的には糖尿病予防が中心となっていることもあり、腹囲の測定とLDLコレステロール(悪玉コレステロール)といった健診項目が付け加えられる。
  国の基準では今まで基本健康診査で行っていた潜血や尿酸が削られているが、本市ではそれら従来の項目を残しながら、さらに追加して腹囲やLDLコレステロールの検査を実施していく。
  また、従来選択項目として実施していた眼底検査等についても、詳細な健診として、国が示す基準に沿って必要な方に対して実施していく。

歩道バリアフリー化
今後の工事予定は

質問 平成20年度に歩道のバリアフリー化に取り組む箇所があれば、具体的に聞きたい。
答弁 工事の予定については、長後725号線ほか5路線の予算を計上している。

 その内訳は
  (1)長後725号線=富士見台小学校から熊野橋に抜ける通学路の交差点部に歩道を設置するための用地取得
  (2)藤沢403号線=市民病院前の交差点改良、歩道拡幅等の整備に向けた測量調査
  (3)藤沢652号線=藤沢本町駅西側の小田急線沿いの道路を拡幅し、両側に歩道を設置するための用地取得
    と電線共同溝設計委託、建物調査
  (4)片瀬江ノ島通り線=片瀬江ノ島駅前から国道134号線までの約100メートルをバリアフリー化した歩道の設置
    と電線類の地中化のための用地取得と支障物件の移設や測量調査
  (5)藤沢村岡線=藤沢駅北口にエレベーターを設置するための管理委託
  (6)遠藤61号線=遠藤松原交差点から御嶽神社までの間の歩道設置を行うための路線測量調査
以上である。

 

自動交付機の導入
その利用状況は

質問 印鑑登録証明書と住民票の写しの自動交付機が導入されたが、利用状況について聞きたい。
答弁 平成20年2月6日に市民窓口センターに設置された自動交付機については、2月29日までの実績で、住民票の写しが134件、印鑑登録証明書が440件、あわせて574件の利用があった。1日当たりの件数としては、住民票の写しが5.6件、印鑑登録証明書が18.3件、あわせて29.3件という状況である。
質問 この件数は当初の見込みに比べるとどうか。
答弁 自動交付機の利用件数は、市民窓口センターの取り扱い件数に対して、住民票の写しが2.3%、印鑑登録証明書が14.3%の利用率であり、まだ1カ月ではあるが当初の予定よりも、非常に件数が多かったと判断している。最終的には、住民票10%以上、印鑑登録証明書30〜40くらいの利用を見込んでいる。

市民窓口センターに設置された自動交付機コーナー
市民窓口センターに設置された自動交付機コーナー

市ホームページから
ごみの出し方を検索

質問 ごみの検索システムの構築を行うということだが、検討している内容と稼働予定について聞きたい。
答弁 ごみの検索システムの内容については、ごみの品目及びその住所地域を入力することで、ごみの種別、収集日、出し方、収集方法等を一覧で表示できるような画面構成を現在考えている。
稼働時期については、平成20年6月から7月ごろを予定している。
また、利便性を考慮して、藤沢市のホームページのトップページにこの検索システムを貼り付けるように現在検討している。

児童虐待防止対策
相談員の増員を

質問 本市における児童虐待の報告件数の動向について聞きたい。また、児童虐待相談員の増員が必要と考えるがどうか。
答弁 児童虐待の動向については、平成17年度が身体的虐待80件、ネグレクト57件、心理的虐待52件、性的虐待2件、DV22件で合計213件、18年度は身体的虐待37件、ネグレクト82件、心理的虐待42件、性的虐待2件、DV8件で合計171件であった。
  19年度は20年3月10日現在で、身体的虐待66件、ネグレクト88件、心理的虐待41件、性的虐待1件、DV8件で合計204件となっている。
  児童虐待相談員は現在3名であるが、虐待が年々増加し、困難ケースも多くなっているため、20年度から4人体制として人員の要求をしている。また、困難ケースの増加に伴い、保健師を1名新規に要求している。そのような中で、児童虐待防止のため、予防と早期発見に力を入れていきたいと考えている。

高齢者被害の増加
今後の防止対策は

質問 架空請求などにより高齢者の消費生活相談件数が全体の3割を超えていると聞くが、今後、さらなる高齢社会となり、被害が増加すると予測されるが、市はどのような対策を講じていくのか聞きたい。
答弁 高齢者の被害防止には、高齢者と接する機会が多い民生委員、自治会、老人会、ヘルパーを対象とした出前講座や消費生活講座を開催している。その中で、最近の悪質商法の手口や判断能力が不十分な方を消費者被害から守るための成年後見制度等について情報提供している。また、広報ふじさわの毎月25日号に消費者トラブルのコーナーを設け、悪質商法の手口について説明するとともに、消費生活センターのホームページからも見ることができるようになっている。

 

◆予算に対する各会派の要望・意見
 


 日本共産党藤沢市議会議員団は、平成20年度藤沢市一般会計予算を初めとする全13会計予算案に反対し、市政市民派会議は藤沢市後期高齢者医療事業費特別会計予算についてのみ反対し、その他の会派は、全予算案に賛成しました。


健全財政の堅持 適切な財源確保を
藤沢進政会12人

市長は、107項目にわたるマニフェスト実現のため、「100センチの目線」「市民力・地域力」「小さな地方政府」という基本理念と、5つの大きな柱として「市民経営」「子育て」「安全・安心なまちづくり」「環境」「生き生きと働き、住むまちづくり」を掲げ、難問解決に向けて市民の協力を求められたものと理解している。

  • (1)多様な市民ニーズにこたえるさまざまな事業展開をするには、健全財政の堅持が前提であり、適切な財源を確実に確保すること。
  • (2)公平・公正の原則、義務と権利は表裏であるという基本的な考え方から、税・料等の滞納整理を行い、不納欠損を少なくすること。また、国・県補助金を初めとする特定財源の確保をしっかり行うこと。
  • (3)特殊勤務手当は一般的にいう給与補償ではないので、法的に規制されたもの以外は原則的に上乗せすべきではない。
  • (4)本市の東西交通軸を担う主要幹線道路である県道横浜伊勢原線は、平成25年度の全線開通に向け、1日も早く供用開始ができるよう努力すること。
  • (5)藤沢厚木線堂工区は、堂駅周辺地区都市再生事業との連携を推進する上で、重要な工区でもあり、県に対して整備促進を強く要望すること。
  • (6)地球温暖化防止には毎日の生活の中で、できることから取り組むことが重要であり、京都議定書の目標達成のため、個人や団体等に対してあらゆる機会をとらえて啓発すること。
  • (7)市内中小企業の技術力や競争力を向上させ、環境を整えることが必要であり、産学連携や産産連携を積極的に推進していくことを要望する。
  • (8)中央卸売市場から地方卸売市場への転換に伴う今後の運営については、朝市や祭りは市民へのアピールの良い機会であり、学校給食への使用や集荷体制の強化を図る等の工夫をして健全経営を目指すこと。
  • (9)農業行政については、地産地消を推進することにより農業振興に寄与すること。また、昭和45年に施行された線引きが、見直しをされていないので、今後の対処を要望する。
  • (10)湘南C−X都市再生事業は、湘南エリアの中核として都市拠点となることを期待する。
  • (11)特別養護老人ホームは保健福祉計画では15施設が必要とされ、待機者が1200名の現在、できる所から検討する時期では。
  • (12)村岡地域は1度区画整理事業を完了した区域であり、再整備をするには地域の理解を得るよう努力をすること。
  • (13)自動車、歩行者、自転車の3者間の安全への啓発を積極的に推進すること。
  • (14)景観まちづくり課の新設については、縦割り行政の弊害をなくすよう努力を。
  • (15)大規模災害時においては、速やかに情報システムを復旧し、社会に与える影響をできる限り少なくするよう対応を考えること。
  • (16)子どもたちを取り巻く環境が変化をしているなか、3者連携を今後も引き続き推進すること。
  • (17)パソコンは必要だと認識しているが、日本の将来を担う児童生徒の健康について特に留意して授業をすること。
  • (18)「くらし・まちづくり会議」が設置され、これまで11年が経過し、制度のあり方について十分検討すること。

将来の活力創出に向け 諸施策の推進を
さつき会 7人

  • (1)市長が掲げるマニフェストの推進体制を整備し、定期的に取り組み状況を明らかにすることによって、市民への説明責任を果たすこと。
  • (2)亀井野二本松線、善行長後線、鵠沼奥田線、県道横浜藤沢線の早期完成に向けさらなる努力を。なお、県道横浜藤沢線に予定されるルートには、川名清水谷戸があり、特別緑地保全地区の指定や道路の構造等も含め、自然環境に十分配慮すること。
  • (3)東名綾瀬インターチェンジの設置は、1年でも早く供用開始となるよう県等へアプローチをすること。
  • (4)新産業の森構想の着実な進展を図るため、用地の先行取得やインフラ整備に取り組むこと。
  • (5)藤沢〜大船間のバス路線の整備や民間住宅、教育に関する情報提供など、武田薬品新研究所の受け入れ体制の整備を。
  • (6)特別養護老人ホームは未整備地域の早期整備に努め、各地区1カ所以上の整備を。
  • (7)全市民分のタミフルの備蓄やプレパンデミックワクチン接種の希望に対応できるよう、国や関係機関に働きかけ万全
  • の体制を整えること。
  • (8)学童保育は6年生まで待機児童を出さないように努力を。
  • (9)保育園の園庭の芝生化を進めるとともに、全小学校に拡大を。
  • (10)生徒数が増加している学校は、落ちついた学習環境の整備に向け、的確な対応を。
  • (11)ごみ指定袋制の成果を定期的に検証し、ごみ減量効果と袋の価格の適正な設定について引き続き研究を。
  • (12)ビオトープの整備は、アドバイスを行うことができる専門家の意見を取り入れること。また、学習や地域交流の場として継続的に市民に親しまれるよう、維持管理の体制や組織作りを。
  • (13)防災行政無線は、室内用の個別受信機の購入斡旋など、可能な限り防災行政情報が市民全員に伝わるよう努めること。
  • (14)消防の広域化は、本来の目的である消防力の充実強化、救急救命の高度化が図られるような最善の方策を検討すること。
  • (15)市内の自転車利用率を把握し、計画的な駐輪場の整備を進めること。

新しい少子化対策 子育て支援の充実を
藤沢市公明党 6人

  • (1)妊婦健診の公費負担を14回まで実施し、産科医療施設の新設支援並びに助産師の実態調査と助産所の開設支援策に取り組み、産科医療の充実を要望する。
  • (2)児童虐待の早期発見と予防に向け、こんにちは赤ちゃん事業を実施し、あわせて育児支援家庭訪問事業と連携したシステムを要望する。
  • (3)小児医療費助成事業は、小学校6年生まで拡大し、一部負担金の導入は行わないように要望する。
  • (4)待機児童が多く、要望の高い地域への保育所新設と認定子ども園など多様な手法により、早急に保育所の待機児童解消を図るよう要望する。
  • (5)発達障害の早期発見・受容・早期支援のため、5歳児健診又は相談の実施と、理解や適切な対応を学ぶ機会を多く設定することを要望する。
  • (6)中学校給食の再開を要望する。
  • (7)特別養護老人ホームは早急に適正な施設整備を要望する。
  • (8)安心の在宅介護支援として、365日24時間安心相談窓口の設置を要望する。
  • (9)紙おむつ支給は、要介護4、5の認定を受ける40歳から59歳までを支給対象とするよう要望する。
  • (10)前立腺がんの検診事業の実施を要望する。
  • (11)藤沢駅前広場を含む駅周辺を早期にバリアフリー化し、全市的にもバリアフリー化を推進するよう要望する。
  • (12)鉄軌道LRTなどの新交通システム導入も研究し、自家用車を利用しなくてもよい公共交通網整備を要望する。
  • (13)災害時要援護者対策は、早期にモデル地区での実施と市内への拡大を要望する。
  • (14)イベント可能なスペースを確保し、地域の安全・安心な農産物を販売する大型直売所の開設を要望する。
  • (15)外国人市民会議を設置し、外国人市民の意見の市政反映を要望する。

税金の使い方 市民のくらし優先に
日本共産党
藤沢市議会議員団 3人

  • (1)第3次行政改革は中止し、真にムダを省き、民主的な行政改革に切り替えるべき。
  • (2)税金の使い方は大型開発や不要不急の道路建設はやめ、市民が一番望む福祉や医療などくらし優先に使うように切り替えることを求める。
  • (3)産業政策は、真に地元の農漁業振興策と中小商工業の支援策にこそ重点を置くことを強く求める。
  • (4)市長の福祉やくらしに対する基本姿勢については、市民が生活する目線で考えるよう要望する。
  • (5)市内企業へCO2削減目標を求め、自動車中心のまちづくりを根本的に切り替え、自転車対策や公共交通網の整備に力を入れるべき。
  • (6)ごみ処理の有料化は中止し、市民との真の協同で3Rの推進に努めるべき。
  • (7)少人数学級の実現と児童数増加は、プレハブ対応を続けるのではなく、学校の新設に踏み出すべき。
  • (8)全国一斉学力テストへの参加はやめるべき。
  • (9)子どもたちを大切にする教育と子どものための学校づくりに力を尽くすことを強く求める。
  • (10)市民が自主的に活動する憲法九条を守る運動や平和活動に対し、積極的に支援すべき。

国・県の下請け!? 危うい「市民との協働」
市政市民派会議  2人

市民税が倍増した低所得者層で滞納者が増加。小中学校の経済困窮世帯への「援助費」は3億円超に。「後期高齢者医療制度」もさらなる格差拡大の懸念により反対。同じく国が主導する「ごみ処理広域化計画」、「市町村合併」等、広域行政の推進で「市民との協働」が危うい!川名谷戸の保全と相入れない横浜藤沢線のような道路特定財源による道路計画も白紙に。

  • (1)「村岡新駅」は市民に是非を問う住民投票を。
  • (2)高校入学時の「奨学金」支給人数を倍に。
  • (3)高齢者介護世帯に24時間の電話相談設置を。
  • (4)車いすなど障がい者も頂上まで観光できる江の島へ検討の継続を。
  • (5)道路行政は歩行者に安全な歩道のバリアフリー化を最優先に。

善行地区水害対策 バイパス管施工を
湘光クラブ 1人

  • (1)小児医療費助成を小学6年生まで拡大を。
  • (2)子育て支援センター・民間保育園の増設を。
  • (3)犯罪被害者支援条例の制定を。
  • (4)『藤沢市商業振興条例』等で既存事業者や商店街の生き残りを。
  • (5)食育・地産地消対策の拡充を。
  • (6)AEDの設置増を。
  • (7)3者(学校家庭地域)連携活動費の増額を。
  • (8)善行地区への水害対策バイパス管施工を。
  • (9)市民病院院内保育所の一般解放を。(病後児保育・入院患者家族の一時預かり等)

 

武田薬品新研究所 P3施設の安全対策を
神奈川ネットワーク
運動・藤沢 1人

  • (1)早期に焼却灰の全量溶融固化を。
  • (2)生ごみの地域での堆肥化の循環システムの検討を。
  • (3)資源回収方法の改善を。
  • (4)福祉の非営利の市民事業、NPOの活動評価を。
  • (5)地域包括支援センターは地域に出向いた事業の拡充を。
  • (6)公立保育園の食の安全基準引き上げを。
  • (7)武田薬品工業のP3施設の安全対策の徹底を。市と地域住民に対し協定や協議会の設置を。
  • (8)米軍機の騒音解消、基地の整理・縮小・早期返還を。

建物緑化の効果検証 科学的データ取得を
21社・民CLUB 4人

  • (1)職員の労働安全衛生の徹底と心身の健康管理の強化を要望する。
  • (2)総合評価競争入札制度については、真の政策入札の実行を要望する。
  • (3)税・料等の徴収は、収入未済や不納欠損の縮減を図るための取り組みの強化を要望する。
  • (4)建物緑化の効果検証のため、長久保公園管理事務所を全面緑化し、科学的データを取得することを強く要望する。
  • (5)緑の保全、太陽熱や雨水利用、大気・水・土壌などの調査と対策強化を要望する。
  • (6)バイオ関連の研究や取り組みの強化を要望する。
  • (7)保育行政の更なる充実を要望する。
  • (8)国・県・関係機関等と連携を緊密にし、障害者雇用の拡大を要望する。
  • (9)北部第二(三地区)や柄沢特定土地区画整理事業の早期完了を目指した事業展開を要望する。
  • (10)道路補修は迅速な対応ができるよう、財政措置を強く要望する。
  • (11)バリアフリーのまちづくりの推進を要望する。
  • (12)市長自らが先頭に立った平和事業の展開を要望する。
  • (13)厚木基地の航空機騒音対策、防災・防犯対策の強化、教育の少人数学級編成、生涯学習の推進を要望する。

(以上、要旨を掲載)

新会派結成

 4月1日付けで新しい会派「社・民ネット」、「アクティブ藤沢」が結成されました。
  各会派構成は次のとおり(届け出順)

○日本共産党藤沢市議会議員団 3名
○藤沢市公明党 6名
○藤沢進政会 12名
○湘光クラブ 1名
○市政市民派会議 1名
○さつき会 7名
○社・民ネット 5名
○アクティブ藤沢 1名

 

◆平成20年度予算等特別委員会委員
 

平成20年度予算等
特別委員会委員

委員長  山口 幸雄
副委員長 橋本美知子
委  員 真野喜美子
  〃   加藤なを子
  〃   井上 裕介
  〃   桜井 直人
  〃   市川 和広
  〃   佐藤 春雄
  〃   柳田 秀憲
  〃   竹村 雅夫
  〃   三野由美子
  〃   佐賀 和樹
  〃   竹内 康洋
  〃   塚本 昌紀
  〃   松下賢一郎
  〃   矢島 豊海