藤沢市感染症発生状況2023年（令和5年）

感染症は一度発生すると、人びとの健康に大きな影響を与えることが予想されます。

「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」（感染症法）により、感染力とり患した場合の重篤性に基づく総合的な観点から、感染症を一類から五類に分類しています。

次の表に記載の件数は、感染症法の規定に基づき、医師から届出のあった件数です。

一類～五類感染症発生状況（全数）（第52週（12月25日～12月31日））

一類感染症（エボラ出血熱、クリミア・コンゴ熱、ペストなど）

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	累計	2022年	2021年
届出なし													0	0	0

二類感染症（結核、SARS、鳥インフルエンザ（H5N1）など）

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	累計	2022年	2021年
結核	2	3	3	1	6	5	6	4	3	5		2	40	36	42

三類感染症（コレラ、細菌性赤痢、腸管出血性大腸菌感染症、腸チフスなど）

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	累計	2022年	2021年
細菌性赤痢													0	0	0
腸管出血性大腸菌感染症	1			1	2	5	5	4	1		2		21	15	12
腸チフス												1	1

四類感染症（ウエストナイル熱、狂犬病、マラリア、レジオネラ症など）

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	累計	2022年	2021年
E型肝炎	1		1	1	1	2		1					7	3	1
A型肝炎													0	0	0
デング熱											1	1	2	0	0
つつが虫病												1	1	0	0
レジオネラ症	1					3	1	1	2	1	2	3	14	4	5
エキノコックス症													0	0	1

五類感染症（後天性免疫不全症候群、梅毒、風しん、麻しんなど）

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	累計	2022年	2021年
アメーバ赤痢				1			1					1	3	2	2
ウイルス性肝炎												2	2	0	0
カルバペネム耐性腸内細菌目細菌感染症		3		1	5	1			1	2	3	2	18	10	13
急性脳炎			2		2			1	1	1	2		9	5	1
クロイツフェルト・ヤコブ病		1											1	0	1
劇症型溶血性レンサ球菌感染症			1				1		1				3	6	1
後天性免疫不全症候群			1										1	1	2
侵襲性インフルエンザ菌感染症					1	1	3	1					6	0	2
侵襲性髄膜炎感染症													0	0	0
侵襲性肺炎球菌感染症			2		3	2	1	3	1	1		1	14	1	4
水痘（入院例）					2		1				2		5	1	2
梅毒		5	6	2	7	3	3		3	5	5	1	40	41	21
播種性クリプトコックス症													0	1	1
百日咳											1		1	0	1
バンコマイシン耐性腸球菌感染症		1											1	0	0
風しん								1					1	0	0
麻しん													0	0	0
破傷風													0	0	1
ジアルジア症													0	0	1

新型インフルエンザ等感染症

	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月	累計	2022年	2021年
新型コロナウイルス感染症	6,881	1,391	494	602	186								9,554	81,157	6,246

【注】2023年5月7日までの件数。2023年5月7日までは、医療機関からの日次報告により、感染者数の全数把握を行っておりましたが、5月8日以降は、定点医療機関からの週次報告により、週報として公表しております。

五類感染症発生状況（定点）（第52週（12月25日～12月31日））

定点把握の対象となる感染症は、五類感染症のうち、指定された医療機関から週または月ごとに発生状況を届け出ることとされている疾病のことをいいます。

インフルエンザについて、藤沢市においては第39週（9月25日～10月1日）の定点あたり報告件数が10.88人となり、基準値の10を超えたため、流行注意報を発令しました。

第52週（12月25日～12月31日）の報告件数は13.44となり、引き続き感染に注意が必要です。

インフルエンザの発生動向については、国の取組において9月4日以降を新シーズンとしており、本市では新シーズンの到来とともに、第36週（9月4日～9月10日）の報告件数が1を超え、流行期に入りました。全国的にも患者の発生が増加しております。

引き続き感染予防対策をお願いします。

 週報対象感染症

新型コロナウイルス感染症、感染性胃腸炎、突発性発しん、ヘルパンギーナ、インフルエンザ、流行性角結膜炎、マイコプラズマ肺炎など

新型コロナウイルス感染症

新型コロナウイルス感染症については、週報対象感染症となりましたが、当面の間個別に発表いたします。

第52週（12月25日～12月31日）定点あたり4.13人（定点数16か所、患者報告数66人）

【注】「定点」：定期的に患者発生状況を報告いただいている市内医療機関（新型コロナウイルス感染症の場合は、16か所）。定点あたりの数とは、1週間分の患者数の平均値。

• 定点あたり人数の推移は「市内の感染症発生状況（定点報告グラフ）」からご覧ください。（下段にジャンプします。）

月報対象感染症

性器クラミジア感染症、淋菌感染症、ペニシリン耐性肺炎球菌感染症など

定点把握五類感染症発生状況

• 市内の感染症発生状況（定点報告グラフ）（PDF：260KB）

感染症情報

• 県内の感染症情報は、次のホームページの最新情報をご参照ください。
  神奈川県衛生研究所・感染症情報センター（外部サイトへリンク）
• 国内の感染症情報は、次のホームページの最新情報をご参照ください。
  国立感染症研究所・感染症情報センター（外部サイトへリンク）
• 海外の感染症情報は、次のホームページの最新情報をご参照ください。
  厚生労働省検疫所・海外感染症情報（FORTH）（外部サイトへリンク）

その他

その他のお問い合わせは、藤沢市保健所保健予防課までお願いします。

• このホームページは、原則として毎週木曜日に更新します。