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2023年2月10日号 広報ふじさわ…市政情報  [2/25 page]

特集
3月1日~8日は
女性の健康週間です

 女性の生き方が多様化し、ライフスタイルや女性を取り巻く環境も変化しています。健康に対して常に関心を持ち、身体の変化や不調に気付くことが大事です。

問い合わせ 健康づくり課【電話】(50)8430、【FAX】(50)0668

女性ホルモンと心身の変化

 女性は一生の中に、小児期、思春期、成人(成熟)期、更年期、老年期があり、女性ホルモンのダイナミックな変化があります。毎月の月経周期があることで、男性とは異なった心身の変化もあります。

 女性のライフスタイルは、社会進出や少産化などにより変化しており、子宮内膜症や子宮がん、乳がんなど婦人科系の病気が増加しています。

プレコンセプションケアを知っていますか?

 女性やパートナーが将来の妊娠を考えながら生活や健康に向き合うことをいいます。思春期から妊娠期・出産を通して生涯の健康を考えていくために、思春期から正しい身体の仕組みを理解し、適切な時期に健診を受けることが大切です。

痩せ過ぎに要注意

 若い女性に多いのが、過度のダイエットです。食事を抜いたり、必要な栄養を取らないでいたりすると、健康を損なうだけでなく、美容にも悪影響を及ぼします。

 女性に多い低血圧や貧血、加齢とともに発症する骨粗しょう症などは、若いときの痩せ(低体重)が関係しているといわれています。また、妊娠中の食生活は胎児の発育に影響を与えます。

BMIで痩せをチェックしましょう

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

 18.4以下は痩せ(低体重)です。

 定期的にチェックし、過度なダイエットに注意しましょう。

更年期から気を付けたいこと

 40代に入ると女性ホルモンの分泌が次第に減少します。特に閉経の前後5年間は、のぼせ、めまい、不安やイライラなど心身に変調を起こし、日常生活に支障を来すほど強い症状が現れる人もいます。

 女性ホルモンには、悪玉コレステロールの増加を抑え、骨を強く保つ働きがあるので、更年期以降は脂質異常症や骨粗しょう症になりやすくなります。

女性の健康づくりについて学びませんか



オンデマンド配信 ウェルビーイング(well being)
~じぶんらしく生きる未来のために

とき

 3月1日(水)~15日(水)

対象

 市内在住・在勤・在学の方

申し込み

 2月10日(金)~3月15日(水)に市のホームページの「電子申請・申請書ダウンロード」へ

(ア)女性の健康づくり講演会

 ライフステージごとに起こりやすい病気やトラブルの対応、産後などの尿もれ予防、肩こりや腰痛予防の簡単な運動を紹介します。

講師

 よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長粒来拓氏ほか

(イ)思春期講演会「これから思春期を迎える子ども達に伝えたいこと」

講師

 藤沢女性のクリニックもんま院長門間美佳氏


女性の健康週間にあわせてパネル展示を実施します

 女性のライフステージやかかりやすい病気などを紹介するパネル展です。

とき

 2月21日(火)~3月8日(水)

ところ

 市役所本庁舎ラウンジ

自分のために 大切な人のために 受けよう、がん検診

子宮がん

 子宮がんには「子宮頸(けい)がん」と「子宮体がん」の2種類があります。

 子宮頸がんは子宮の入口にできるがんで、ほとんどの場合、初期には自覚症状がありません。20~30代でかかる人が増えています。早期発見のために20歳を過ぎたら定期的に検診を受けることが大切です。

 子宮体がんは子宮の奥にできるがんで、閉経後の50~60代が好発年齢です。子宮体がんのサインは不正出血です。不正出血があった場合は、すぐに受診しましょう。

乳がん

 乳がんは、女性のがん罹患(りかん)率1位となっています。30代から増え始め、40代から50代の死亡原因第1位です。乳房の異常に気付くために、毎日の生活で自分の乳房を見たり、触ったりすることを習慣付けましょう。また、40歳以上の方は定期的に乳がん検診を受けましょう。


マンモグラフィ検診車による乳がん検診

とき

 3月5日(日)午前9時~正午

ところ

 保健所

対象

 市内在住の1983年3月31日以前に生まれた女性35人(先着順)

費用

 市の検診と同じ自己負担あり

申し込み

 2月13日(月)午前9時から電話で健康づくり課へ


2022年度子宮頸がん検診・乳がん検診の受診期間は、3月31日(金)までです。早めに医療機関にご予約ください。