火災通報装置（消防機関へ通報する火災報知設備）が設置されている事業所の方へ

NTT東日本及びNTT西日本（以下「NTT」という。）が提供する固定電話サービスがIP網へ移行することに伴い、一部の火災通報装置において、今後、消防機関からの折り返しの連絡が正常に受けられなくなる事象が発生することが判明しました。火災通報装置を設置している事業所の関係者の方は、当該事象が発生する条件に該当する場合には、改善策を講じていただく必要があります。

1　不具合が発生する可能性のある火災通報装置について

次の全ての条件に該当する場合は、火災通報装置の不具合が発生する可能性があります。

1. NTT固定電話（加入電話）回線に火災通報装置を接続していること。
2. 上記1の回線に、ナンバーディスプレイ、ダイヤルインサービスのいずれかまたは両方を契約していること。
3. 火災通報装置が特定の形式に該当していること。

2　不具合を改善する方法について

1. ナンバーディスプレイ、ダイヤルインサービスを解約する。
2. 火災通報装置の回線を別の加入電話回線（ナンバーディスプレイ、ダイヤルインサービス契約なし）へ付け替える。
3. 火災通報装置の対応機種へ交換する。

3　不具合が発生する時期について

NTT固定電話のIP網移行時期は2024年1月となっておりますが、2023年2月頃に藤沢市の119番通報を受信する指令台がIP網対応となるタイミングから当該事象は発生する可能性があります。

4　本事象の内容・ご利用回線に関するお問い合わせ先

【NTT東日本お問い合わせセンター】

• 電話番号：0120-688-130
• 受付時間：午前9時～午後5時（12月29日～1月3日を除く）

参考

• NTT固定電話のIP網移行に伴って火災通報装置に発生する事象への対応について（総務省消防庁ホームページ）（外部サイトへリンク）
• 「火災時に消防機関（119番）へ通報する火災通報装置」をご利用の事業者さまへ（NTT東日本ホームページ）（外部サイトへリンク）
• 火災通報装置の不具合に係るリーフレット（PDF：701KB）
• 火災通報装置の不具合について（NTT東日本作成動画）（外部サイトへリンク）