市政運営の方針について

2月15日の市議会本会議で、鈴木市長は2019年度の市政運営の方針について説明しました。
この中で、湘南の元気都市として将来にわたって都市の活力を維持していくため、総合的かつ有効な施策により戦略的に挑み続けていくことを示しました。
2019年度は、市民生活に密接に関わる事業を積極的に進め、市政運営の総合指針に位置づけた5つの「まちづくりテーマ」に基づき、誇りと活力のあるまち・「郷土愛あふれる藤沢」づくりを推進するという考え方を表しました。
5つのまちづくりテーマに基づく重点的な取り組みを紹介します
(1)安全で安心な暮らしを築く
☆花ノ木公園に耐震性飲料用貯水槽を整備

☆指定緊急避難場所を認識できるよう、施設に蓄光型の表示看板を設置
☆集中豪雨などの際に状況を把握できるよう、一色川・滝川・白旗川に河川監視カメラを整備
☆緊急輸送道路沿道建築物の耐震改修工事等補助制度を創設
☆聴覚・言語などに障がいのある方が消防への通報を円滑に行えるように、Net119を導入
☆特殊詐欺防止のため、迷惑電話防止装置を無料貸し出し
☆辻堂駅南口に街頭防犯カメラを設置。自治会・町内会、商店街団体が防犯カメラを修繕する際にも助成
(2)「2020年」に向けてまちの魅力を創出する

☆東京2020大会開催1年前を記念したカウントダウンイベントを開催。セーリング体験会、クルーザーによる国際レースの観戦などによりセーリング競技を紹介
☆パラスポーツの体験会や競技大会の実施、湘南藤沢市民マラソンに市内特別支援学校の児童・生徒がエキシビション参加するなど、パラスポーツを推進
☆クラウドファンディングを活用し、江の島島内・江の島周辺の駅・藤沢駅周辺に多言語対応の観光案内サインを整備
(3)笑顔と元気あふれる子どもたちを育てる

☆市立小・中学校の全ての普通教室にプロジェクター・無線LANなどを整備。また学習用コンピューターを増設するなど、教育のICT(情報通信技術)化を推進
☆市立中学校全校でデリバリー方式による給食を実施
☆猛暑に対応するため、市立小・中学校全校の普通教室に空調設備を整備
☆老朽化した保育所の再整備を進めるとともに、保育需要の高い地域を中心に新たな保育施設を整備
☆法人立認可保育所の保育士不足に対応するため、宿舎借り上げや、求人に係る補助制度を拡充。また、市内保育施設に就職した保育士への奨学金返済の助成制度を創設
☆富士見台小学校の放課後子ども教室を本格実施
☆通院に係る小児医療費助成の対象年齢を中学3年生まで拡大
☆市民病院に陣痛・分娩・回復を同じ部屋で過ごすことができるLDR室を整備
☆給付型奨学金制度に、医学部・歯学部の進学希望者を対象とした枠を設定
(4)健康で豊かな長寿社会をつくる

☆地域共生社会の実現に向けて、コミュニティソーシャルワーカーを11地区に配置、(仮称)地域福祉推進プラザを設置、ふじさわあんしんセンターの機能強化、障がい者の活動の場と、家族の支援を充実するため日中一時支援事業を拡充、生活困窮者の自立支援のため一時生活支援事業を開始
☆健康づくりに関する目標にチャレンジする「ふじさわ夢チャレンジ2020」を実施
☆風しん抗体保有率が低い世代の男性を対象に、風しん抗体検査・風しんワクチン予防接種を実施
☆40カ所の開設に向け、「地域の縁側」事業を拡充
(5)都市の機能と活力を高める
☆藤沢駅北口ペデストリアンデッキ(サンパール広場)の竣工、藤沢駅北口交通広場再整備工事・藤沢駅南北自由通路の拡幅に向けた取り組みなど、藤沢駅の再整備を推進
☆健康と文化の森地区の浸水対策として雨水調整施設を築造
☆善行駅周辺地区のバリアフリー化を推進
☆善行市民センター市民センター棟の供用開始を目指すとともに、辻堂市民センターの工事着手に向けた取り組みを実施