特殊詐欺の手口が多様化しています。一人一人が「自分にも詐欺の電話が掛かってくる」という意識を持ち、身近な人と話し合ったり、最新の情報を得たりするなど対策を心掛けましょう。
特殊詐欺とは…

犯人が電話やはがきなどで親族や警察官、市役所の職員などを名乗って現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させたりする犯罪のことです。
市内の特殊詐欺被害の発生状況・特徴
藤沢市は他の地域と比べて、還付金詐欺が多く発生しています。
昨年の還付金詐欺による被害認知状況は、藤沢警察署管内で33件(約3600万円)、藤沢北警察署管内で26件(約2800万円)です。
今年は5月31日現在、藤沢警察署管内で13件、藤沢北警察署管内で10件と昨年を上回っている状況です。

県内54署中ワースト1位2位の被害状況です!
【還付金詐欺の手口】
電話で市役所の職員と名乗り「医療費の払い戻しがある」「ATMで手続きができる」などと言って、還付の手続きを装い無人ATMでお金を振り込ませる。
被害に遭わないための対策
特殊詐欺の入り口は固定電話です。被害を防ぐには、知らない相手からの電話には出ないようにしましょう。また、相手の電話番号と名前を確認してから電話に出ることを習慣にしましょう。
迷惑電話防止機能付きの電話機などの購入費用を補助します
通話内容を録音する迷惑電話防止機能付きの電話機などを使うことも、特殊詐欺の大きな抑止力となります。
市では、このような電話機などを購入した場合に補助金を交付しています。

対象機器
電話機の呼び出し音が鳴る前に、電話を掛けた方に対し自動で警告メッセージを流したあと、通話内容を録音する機能がある固定電話機または固定電話機に取り付ける機器
対象
次の全てに該当する方
☆市内在住の70歳以上で、市税の滞納がない方
☆2022年4月1日以降に対象機器を購入した方
※1世帯1台、先着順
補助金額
原則、購入金額の3分の2(上限6000円)
申請期間
2023年1月31日(火)まで
※申し込み方法など詳細は、市のホームページの防犯交通安全課のページをご覧になるか、お問い合わせください
警察署からのお願い

通勤・通学など外出時に駅前の無人ATMの近くを通るときは、ATMを見てください。もし高齢の方が携帯電話で通話しながらATMを操作している様子を目撃したら、詐欺の被害に遭っている可能性が高いので、警察に通報してください!
藤沢警察署 【電話】(24)0110
藤沢北警察署【電話】(45)0110