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2023年8月10日号 広報ふじさわ…市政情報  [16/27 page]

住宅用火災警報器を点検しましょう

 住宅用火災警報器は、火災による煙または熱をいち早く感知し、音声などにより火災の発生を知らせてくれる機器で、2006年から住宅への設置が義務付けられました。

住宅用火災警報器の重要性

 総務省消防庁によると、2019年から21年までの3年間の住宅火災について、住宅用火災警報器の設置効果を分析したところ、死者数・損害額は半減、焼損面積は6割減した結果となりました。

 自身や大切な家族の命、身体、財産を守るために、住宅用火災警報器の設置や点検をしましょう。

取り付ける場所


〈設置場所の例〉

 設置が義務となっているのは、「寝室」と寝室がある階の「階段上部」の天井または壁です。これらの場所には煙感知式の住宅用火災警報器が必要です。

 台所などの火災の発生するおそれのある場所にも設置するように努めましょう。

適切な維持管理

 本体の表面にあるボタンを押すか、ひもを引くことで点検できます。正常であれば、正常であることを知らせる音声や警報音が鳴り、音が鳴らない時は電池切れまたは故障している可能性がありますので、交換が必要です。

 ほこりなどがついていると、誤作動を起こす場合があります。年に2回程度、点検と併せて掃除もしましょう。

定期的に交換をしましょう

 電池の寿命は5~10年です。寿命が近づくと故障警報音が鳴ったり、ランプがついたりします。電池を交換することで、復旧することもありますが、設置から10年以上経過すると、劣化などで不具合が発生しやすくなります。10年を目安に機器の交換をしましょう。

問い合わせ

 予防課【電話】内線8124、【FAX】(25)5301