2017.02.11〜2017.3.12

企画展Ⅲ 松本市美術館所蔵作品展 縁(ゆかり)、自然そして草間彌生

 北アルプスと美ヶ原に囲まれた長野県松本市と、東洋のマイアミビーチと呼ばれる藤沢市。
「山のあるまち」と「海のあるまち」としてのそれぞれの憧れから、1960 年に「海と山との市民交歓会」として市民交流が始まります。翌年には姉妹都市提携の運びとなり、両市は半世紀以上に渡り様々な分野で交流を行ってまいりました。

この度、藤沢市アートスペースにおいて、藤沢市と松本市の文化交流の一環として、「松本市美術館所蔵作品展 縁、自然そして草間彌生」を開催いたします。

 松本市美術館は、美術・音楽・演劇など広い視野に立って総合芸術の振興を図ることを目標に2002 年に開館しました。松本市生まれの草間彌生や書家の上條信山、洋画家の田村一男など信州ゆかりの作家の作品を収集・展示すると共に、多彩なワークショップや教育普及活動等を実施し、地域に根ざした総合美術館として親しまれています。

 本展では、松本市美術館の協力のもと、同館が所蔵する松本市ゆかりの作家の作品や、信州の豊かで壮大な自然を描写した作品など約40点を紹介します。また、今世界がもっとも注目するアーティストの一人である草間彌生の絵画や版画、立体作品等約20点も展示します。

 本展は姉妹都市松本の文化や芸術に触れる貴重な機会となるでしょう。


会期

2017年2月11日(土・祝)〜2017年3月12日(日)

休館日

月曜日

開館時間

10時〜17時(土曜日は10時~19時) ※入館は閉館の30分前まで

観覧料

無料

会場

藤沢市アートスペース〈アクセス〉

主催

藤沢市、藤沢市教育委員会

後援

神奈川新聞社、株式会社ジェイコム湘南、藤沢エフエム放送株式会社

協力

松本市美術館(特別協力)、公益財団法人藤沢市みらい創造財団、ココテラス湘南



第一章 松本市美術館-多彩な作家と作品

太平洋戦争末期に松本へ疎開し、戦後信州美術会を結成した石井柏亭(1882-1958年/日本芸術院会員)や、長野県の国画会の動向を検証する上で重要な作家の一人である大貫悌二(1911-1989年)など、松本の美術振興に深く関わった作家をはじめ、日本のコンセプチュアル・アートの先駆者で、草間彌生が師と仰いだ松澤宥(1922-2006年)、国際的に評価の高い洋画家であり版画家の菅井汲(1919-1996年)など、松本市美術館が収蔵する多彩なコレクションを紹介します。鑑賞者は同美術館への興味や関心を深めることでしょう。

石井柏亭《避暑地にて》1924年 油彩・キャンバス

石井柏亭《避暑地にて》1924年 油彩・キャンバス

阿部展也《人物》1956年 油彩・キャンバス

阿部展也《人物》1956年 油彩・キャンバス

松澤宥《プサイ函(松澤宥展覧会案内状)》1969年

松澤宥《プサイ函(松澤宥展覧会案内状)》1969年

【展示作家】
阿部展也、石井鶴三、石井柏亭、上原正三、臼井文平、大貫悌二、小林邦、菅井汲、林倭衛、松澤宥、山崎温、吉澤伝


第二章 自然に魅せられて

田村一男《白月》

田村一男《白月》1974年 油彩・キャンバス

松本は信州の雄大な山々に囲まれた、豊かな自然環境に恵まれた土地です。その自然は、これまで多くの作家を魅了してきました。
信州の山々を描き続けた田村一男(1904-1997年/文化功労者、松本市名誉市民)や、信濃山岳画協会を結成した加藤水城(1910-1991年)、柔らかなタッチと清廉な色調で、山々をパノラマ的にとらえた作品を残した河越虎之進(1891-1989年)など、多様な表現で作品に現れる信州の自然を前にするとき、鑑賞者は「山のあるまち・松本」を、改めて感じることでしょう。

 

河越虎之進《山岳展望図絵B(穂高・槍)》1958年 油彩・キャンバス

河越虎之進《山岳展望図絵B(穂高・槍)》1958年 油彩・キャンバス

【展示作家】
石井柏亭、奥田郁太郎、加藤水城、河越虎之進、草間彌生、小林邦、関四郎五郎、田村一男、野田弘志、宮坂勝


第三章 草間彌生-生命賛歌

《果てしない人間の一生》2010 年 アクリル・キャンバス ©YAYOI KUSAMA

《果てしない人間の一生》2010年 アクリル・キャンバス ©YAYOI KUSAMA

1929 年(昭和4年)、松本市に生まれた草間彌生は、松本市美術館のコレクションを形成する上で重要な作家の一人です。本章では20代前半から近年制作された絵画や版画、立体作品、企業とのコラボレーションにより生まれた作品など、松本市美術館のコレクションの中から、草間の多岐にわたる活動ジャンルの一端を紹介します。
今年度、文化勲章を受章した他、米誌『タイム』の2016年版「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるなど、国内外から評価の高い芸術家の作品を、身近に鑑賞できるまたとない機会になるでしょう。

《REPETITIVE VISION 生命賛歌》1999 年ミクストメディア ©YAYOI KUSAMA

《REPETITIVE VISION 生命賛歌》1999 年ミクストメディア ©YAYOI KUSAMA


関連イベント

トークイベント

Ⅰ 松本市美術館の歩み

2017年 02月11日(土)14:00-15:00(予定)

講師:小川 稔(松本市美術館 館長)
定員:50名 ※要申し込み


トークイベント

Ⅱ 草間彌生が生まれた理由(わけ)

2017年 02月25日(土)14:00~15:30(予定)

講師:渋田見 彰(松本市美術館 学芸員)
定員:50名 ※要申し込み


〈お問い合わせ〉

藤沢市アートスペース
(藤沢市生涯学習部文化芸術課)
〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2
ココテラス湘南6階
TEL 0466-30-1816
FAX 0466-30-1817
E-mail fj-art@city.fujisawa.lg.jp

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