藤沢市内には、佐藤忠良をはじめ、菅沼五郎、高田博厚など著名な彫刻家が制作したパブリックアートが数多く設置されています。藤沢市アートスペースでは本年度から市内に点在するこれらのパブリックアートの調査を開始しました。2020年には市内全域を網羅したマップの制作、冊子の刊行を目指します。本展は市内にあるパブリックアートの調査の途中経過を写真や資料で紹介するとともに、来館者から市内のパブリックアートに関する情報を提供いただく場ともなります。
また、湘南工科大学総合デザイン学科の学生が藤沢に点在する既存のパブリックアートの新たな表情を発見、さらにはなぜか気になる不思議なオブジェやまちの風景をニュー・パブリックアートとして位置付けそれらを映像作品化します。様々な角度からまちを見つめることで、パブリックアートをより一層楽しみませんか。
パブリックアートとは
公共空間のための芸術作品のこと。博物館・美術館やギャラリーのような専用の展示スペースではなく、公園や市街地、または各種公共施設の敷地や建物内などに恒久的に設置されている芸術作品を指す。(※パブリックアートの定義については今なお議論されている)
※この事業は、東京2020公認プログラムです。