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2020.10.10-2020.12.20

企画展Ⅲ core of bells | WEEKENDウィークエンド コアオブベルズ

2003年、ハードコア・パンクバンドとして藤沢市で結成したcore of bellsは、実験的な音楽活動を行ってきました。彼らは、ジャンルの垣根を超えて美術家やパフォーマーとコラボレーションを繰り返す中、観客と「共有する時間」を音楽として捉えるようになります。現在は、楽器を演奏するだけでなく、まるで演劇のようでそうでない、観客を巻き込んだ時に挑発的で時に退屈なパフォーマンスを行っており、その手法は、発表の度に多様になる一方です。
彼らをもはや、ハードコア・パンクバンドという音楽の一ジャンルとしては語れません。しかし、彼らが演出する作品は、ステージ上ではなく日常的な空間に拡張していくような新たな音楽として確かに体感できます。
core of bellsにとって、展覧会形式での初の発表となる本展では、2年間かけて制作してきたプロジェクトである「WEEKEND」を映像とインスタレーションで展開します。
2011年以降、「幽霊」「気配」「退屈」を作品のテーマとしてきた彼らが今回描くのは、近未来、緩やかに崩壊した後の世界で、過去の記憶を再演し続ける人々です。登場するものたちが様々な形で再演する退屈は、私達の現在の日常を反映しています。そして鑑賞者は、映像から取り残されたように配置されたインスタレーションとその映像をシンクロさせて作品全体を見ることで、「気配」や「幽霊」も感じとることができる空間となるでしょう。

 

core of bells, which was formed in Fujisawa City as a Hardcore punk band in 2003, has been conducting experimental music activities. As they have kept on collaborating with artists and performers regardless of genres they became to recognize “the sharing time” with audience as music. Today, they play not only instruments but also performances which is sometimes provocative or boring when making the audience participate, and the method is becoming more and more diverse.
They can no longer be described as a genre of music called only Hardcore punk band. However, the works they produce can certainly be experienced as a new kind of music that expands into everyday space rather than on stage.
For core of bells, this exhibition will be the first presentation in the form as an exhibition. It took two years for them to produce a project “WEEKEND” with video works and installations.
Since 2011, the themes of their works have been “ghost”, “sign”, and “boredom”. This time, they show people in the near future who continue to re-enact the memories of the past after the world had gradually collapsed. The boredom of each character replaying in various ways reflects our current daily life. And the beholders will be able to feel the “sign” and “ghost” by synchronizing the installation arranged as if left behind from the video and the image and see the whole work.


会期

2020年10月10日(土)〜2020年12月20日(日)

休館日

月曜日(ただし11月23 日は開館、11月24日[火]は休館)

開館時間

10:00-19:00(入場は18:30まで)

観覧料

無料

会場

藤沢市アートスペース〈アクセス〉

主催

藤沢市、藤沢市教育委員会

後援

神奈川新聞社、株式会社ジェイコム湘南・神奈川、レディオ湘南

協力

公益財団法人藤沢市みらい創造財団、一般財団法人藤沢市開発経営公社



core of bells コアオブベルズ

2003年に湘南で結成。會田洋平 、池田武史、山形育弘、吉田翔の4名から成るハードコア・パンクバンド、かつパフォーマンス集団である。
ハードコア・パンク/ノイズなどの激しい音楽や沈黙を積極的に使う実験音楽から「音ではない要素が音楽になり得る」「退屈さが、演奏/作曲者の意図しない要素を音楽に呼び込む」という特徴を見出し、制作として実践する。近年は「退屈」に加え、「幽霊」、「気配」など図らずも2010年以降の日本を象徴するテーマを、時には楽器を時にはカメラを手にしながら探求している。

http://coreofbells.biz/

 

アーティストステートメント

私達の生は、瞬間的な幸福や興奮よりも、それらが過ぎた後や訪れる予兆にある無為でそれとは意識できないような「退屈」なことや時間で満ちている。そして「退屈」とはごく身近な感覚であるとともに、私達がまだ受け入れる方法を知らないものたちと接している局面であるとも考えられる。なぜなら、私達を含めた世界は常に何かを楽しませるため、理解されるためにあるとは限らないのだから。

それは計画停電が実施された部屋の暗さによって、自宅待機を余儀なくされた窓から眺める外の景色によって、ふと気付かされるだろう。そして、私達が何から目を逸していたのかも。たとえば、世の中に崩壊みたいなことが起きるとして、それが「退屈」に起きないとも限らないし、現に私達はその只中にいるのではないか。

音楽に出来ることは、現在を劇的な瞬間として戯画化することではなく、ともすれば忘れてしまいそうなとりとめのない時間として記憶し、再生を待つことだ。私達の音楽が、あなたが生きている「退屈」を示唆し、その中で再生されることを願います。

コアオブベルズ

 

Artist statement

Rather than brief excitement and moments of happiness, it is the subsequent time of boredom when we are idle and unable to be conscious of it that fills our lives. Boredom is not only a familiar feeling but also a phase of contact with things we do not yet know how to accept. Because the world, including us, is not always there to be entertained or understood.

We may be reminded of this aspect of “boredom” by the darkness of the room where the rolling blackout was implemented, by the view out the window where we were forced to stay at home. And be reminded what we have been blinded to. For example, if the world is collapsing, there is no way to say that it won’t happen boringly. In fact, we are already in the midst of it, aren’t we?

What music can do is not to caricature the present as a dramatic moment, but to remember it as a trivial time that we would otherwise forget, waiting to be played. I hope our music will suggest the “boredom” you are living in and play within it.

core of bells


関連イベント

パフォーマンス

WEEKEND4.5HOURS

2020年 11月28日(土)13:00-18:15
2020年 12月20日(日)13:00-18:15

展覧会で上映中の映像作品『WEEKEND』の未公開シーンを盛り込み、その場で編集パフォーマンスを行う他、core of bells 自ら作品について解説します。

彼らの作品について、理解を深める機会となります。ぜひ、お気軽にご来場ください。

■イベントタイムスケジュール
12:30 開場
①13:00 – 13:50 1章 (50 分)
②14:05 – 15:25 2章 Ⅰ(80 分)
③15:40 – 17:00 2章 Ⅱ(80 分)
④17:15 – 18:15 3章 (60 分)

出演:core of bells
会場:藤沢市アートスペース ワークショップルーム
定員:各回12名 要予約 
※空きがある場合は当日受付します。※①〜④すべての回へ複数参加するのも可能です。


アーティストトーク終了しました

アーティストトーク「作品制作と藤沢」毛利悠子、core of bells

2020年 10月10日(土)15:00-16:00

 


 

 

 

 

 

 

 

core of bellsと親交の深い毛利悠子と、育った藤沢の環境や風土と作品制作について話しました。

第一部(前半)は、作品《WEEKEND》の制作プロセスについて、

第二部(後半)は、それぞれが学生時代に「藤沢から受けた影響」を当時の活動と併せて語っています。

出演:core of bells(會田洋平、山形育弘、吉田翔)
毛利悠子(美術家、2017年藤沢市アートスペースにて個展「グレイ スカイズ」開催)
定員:12名(事前申込制・先着順)
会場:藤沢市アートスペース ワークショップルーム
参加費:無料

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため「ご来場の際のお願い」をご確認の上、ご来場ください。


〈お問い合わせ〉

藤沢市アートスペース
(藤沢市生涯学習部文化芸術課)
〒251-0041神奈川県藤沢市辻堂神台2-2-2
ココテラス湘南6階
TEL 0466-30-1816
FAX 0466-30-1817
E-mail fj-art@city.fujisawa.lg.jp

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