長谷川路可が描いた《イタリアの想い出》(フレスコ、127×107.5cm、1958年、藤沢市蔵)の内部構造を、電磁波(テラヘルツ波)を用いて調査しました。
調査の様子
電磁波(テラヘルツ波)観測
作品の支持体や下地層を観察。作品を傷つけることなく、内部構造を調査することができました。
斜光線撮影
斜めから光を当てることで、絵画表面の凹凸が確認できました。
調査結果は、将来的に本作を修復することになった際、修復方法を検討するのに役立ちます。
調査の様子は一般公開し、60名を超えるお客様にご覧いただきました。
【調査概要】
日時:2020年12月5日(土)~12日(土)
各日:10:00~12:00/14:00~17:00
場所:藤沢市アートスペース(ワークショップルーム)
協力:国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)
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