専門電話番号/8時~21時受付
0466-28-1000
窓口混雑状況
ここから本文です。
更新日:2020年9月28日
今年は、「新型コロナウイルスを想定した『新しい生活様式』」(外部サイトへリンク)が示され、例年以上に熱中症に気を付けなければなりません。従来からの熱中症予防行動に加えて、「新しい生活様式」における熱中症予防行動について留意しながら、熱中症予防をこれまで以上に心掛けるようにしましょう。
温度や湿度が高い環境下で、体の中の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れ、体温調節機能が働かなくなり、体温が著しく上昇しておこる様々な病態をいいます。
特に、高齢者や乳幼児などは体温調節機能がうまく働かず、熱中症を起こしやすいので十分な予防が必要です。熱中症は、気温などの環境条件だけではなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。気温がそれほど高くない日でも湿度が高い・風が弱い日や、体が暑さに慣れていない時期は注意が必要です。
高温や高湿度の環境下で次のような症状がでたら熱中症の疑いがあります。
分類 |
症状 |
Ⅰ度 (軽度) |
めまい、立ちくらみ、筋肉のこむら返り(痛み)、手足のしびれ,気分不快・ぼーっとするなど |
Ⅱ度 (中度) |
頭痛、吐き気・嘔吐、体がだるい(倦怠感)、体に力が入らないなど |
Ⅲ度 (重度) |
意識がない、呼びかけに対して返事がおかしい、けいれん、まっすぐ歩けない、体に触ると熱いなど |
出典:環境省「熱中症~ご存じですか?予防・対処法~」を参考に図表を作成
1.呼びかけに応じるか確認。応じない場合やⅢ度のような症状が出ている場合は救急車を要請
2.涼しい場所へ避難し、衣服をゆるめ安静に寝かせます
3.すばやく体を冷やします
露出した皮膚に濡らしたタオルやハンカチをあて、うちわや扇風機などで風を当てて冷やしたり、首や脇の下、太ももの付け根(そけい部)を冷えたペットボトル、アイスノンなどで冷やす
4.飲めるようであれば、水分・塩分を補給する
大量に汗をかいている場合には、塩分も補える経口補水液やスポーツドリンク、食塩水等が最適です
注意!
※環境省熱中症予防情報サイト「熱中症の応急処置」(外部サイトへリンク)
注意!
暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防する目的で、提案された指標です。
暑さ指数が28℃を超えると熱中症に罹る方が急増します。詳しい情報は環境省及び気象庁のホームページでご覧ください。また、暑さ指数のメール配信(無料)も行っていますので、ご活用ください。
暑い環境において開催される夏季のイベント等における熱中症発生リスクは常に存在します。しかし、少しでも環境を整えてイベントが開催できるよう、ガイドラインが発表されました。イベント開催の際は楽しく有意義なイベントになるよう、このガイドラインをご活用ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、イベントの開催可否については厚生労働省等の指針に従ってください。
日本救急医学会・熱中症に関する委員会は、一昨年の熱中症患者増加に対し、2018年7月20日付で「熱中症予防に関する緊急提言」を発表しました。
4つの提言
1 暑さ指数を意識した生活を心がけ、運動や作業中止の適切な判断を!
2 水分をこまめに取ること。おかしいなと思ったらすぐ涼しい場所に誘導を!
3 適切な重症度判断と応急処置を。見守りつつ改善がなければすぐ医療機関へ!
4 周囲にいるもの同士が、お互いに注意をし合う!
大人の健康に関する相談……健康増進課:0466‐50‐8430
子どもの健康に関する相談…子ども健康課:0466-50-3522
応急手当に関する質問………救急救命課:0466-50-3579
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
情報の発信元
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください