ここから本文です。
|
|
|
2020年5月25日号 広報ふじさわ…市政情報
〔 15 / 19 page 〕
|
|
|
東京2020大会に向けて 事前キャンプ協定締結! エルサルバドル共和国ってどんな国?
本市では、県立スポーツセンターを拠点に、エルサルバドル共和国オリンピック選手団の事前キャンプを予定しています。また、昨年には本市がホストタウンとしても登録され、今後さらに注目される同国を紹介します。
問い合わせ 東京オリンピック・パラリンピック開催準備室【電話】内線6312、【FAX】(50)7200
エルサルバドルは和訳すると「救世主」です
2014年に、本市がエルサルバドル共和国に消防車両2台を無償譲渡したことが、今回の事前キャンプ協定締結のきっかけとなりました。
首都
サンサルバドル
面積
21,040km2(九州の約半分)
人口
約664万人

言語
スペイン語
☆事前キャンプ…各国の選手たちが、大会本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、日本の時差や気候に順応するために行うトレーニングキャンプです
☆ホストタウン…日本の自治体が、東京2020大会に参加する国と地域への応援の一環として、スポーツ・文化・経済などの交流を行い、地域の活性化などに生かしていく取り組みです
駐日エルサルバドル共和国大使館の セラヤンディア特命全権大使よりメッセージをいただきました!

▲事前キャンプ協定締結式で笑顔の大使
(前列左から5番目)
エルサルバドル共和国は人口密度が高く資源も少ないですが、人々は一所懸命に働いて生活しています。
美しい海に面していて、太平洋の夕日は素晴らしいです。サーファーにとっても良い波のスポットがたくさんあります。食についてはトウモロコシが主食で、香ばしくおいしいです。果物が豊富で、季節によってさまざまな種類があります。また、コーヒーがおいしい国としても有名です。
今年は国交樹立85周年です。エルサルバドル共和国は日本のように火山が多く存在し地震や水害が多く、災害が起きたときのために用意された日本からの資金は今、病院建設などに使われています。この機会を利用して日本の皆さんに感謝の意を表したいと思います。
選手団を応援しよう!

過去のオリンピック競技大会でメダル獲得の実績はありませんが、「日本で開催される大会へ出場し初のメダルを獲得することができれば、エルサルバドル共和国の国民にとっても大きな希望と感動が得られるものになるだろう」と、多くの方から応援の声が広がっています。
同国オリンピック選手団は、セーリング・陸上・柔道・競泳・ボクシング・アーチェリー・サーフィンの事前キャンプに参加する予定です。
エルサルバドル共和国といえばコーヒー!
本市在住の2020応援団 藤沢ビッグウェーブ団員で、出張カフェなどの活動をしている沢田真洋さんにお話を伺いました

Q.エルサルバドル共和国のコーヒーの歴史を教えてください
エルサルバドル共和国のコーヒー栽培が本格的に始まったのは1850年代後半で、コーヒーの輸出が本格的に始まってからは一気に国の発展のための重要な輸出作物となりました。
内戦やコーヒー相場の暴落によりコーヒーの生産量は減少しましたが、今でもコーヒーは同国の主要な農業生産物であり、国内の多くの人が栽培に携わっています。
Q.コーヒーの特徴は?
マイルドな甘みとすっきりとした酸味とのバランスがとれた、飲みやすい味が特徴です。
おすすめの飲み方

非常にバランスがとれた味なので、ストレートでも牛乳を入れて飲んでもおいしいと思います。
暑い季節は、少し濃く入れたホットコーヒーに氷をたくさん入れ、アイスコーヒーにして飲むのもお勧めです。
|
|