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2022年8月10日号 広報ふじさわ…市政情報
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特集 住宅用火災警報器を点検しましょう
住宅用火災警報器は、火災から命を守る重要な機器です。全ての住宅に設置が義務付けられているので、設置していない場合は早急に設置してください。また定期的な点検も心掛けましょう。
問い合わせ 予防課【電話】内線8124、【FAX】(25)5301
住宅用火災警報器を設置しましょう

住宅火災の死亡原因は、全国的に逃げ遅れによるものが多く、また夜間など就寝時間帯に死者が多く発生しています。
万が一火災が発生した場合でも、住宅用火災警報器の警報音などで火災が拡大する前に気付くことができれば、逃げ遅れを防ぎ、被害を軽減することが期待されます。

ご自身や大切な家族の命、身体、財産を守るために、必ず住宅用火災警報器を設置しましょう。
※住宅用火災警報器に関する詳細は、市のホームページの予防課のページをご覧ください
取り付ける場所は?
設置が義務となっているのは、「寝室」と寝室がある階の「階段上部」の天井または壁です。これらの場所には煙感知式の住宅用火災警報器が必要です。
台所など火災の発生するおそれのある場所にも、設置するように努めましょう。
自動火災報知設備やスプリンクラー設備が設置されている場所には、住宅用火災警報器を設置する必要はありません。
定期的に点検をしましょう

住宅用火災警報器を設置していても、故障や電池切れでは意味がありません。年に2回程度、点検をしましょう。
本体の表面にあるボタンを押すか、ひもを引くだけで点検できます。正常であれば警報音が鳴り、しばらくすると音は止まります。
点検をしても音が鳴らない、ランプなどの反応がない時は、電池切れまたは故障している可能性がありますので、交換しましょう。
10年を目安に交換しましょう
電池の寿命は5~10年です。寿命が近づくと、ピッと音が鳴ったり、ランプが点いたりします。
また家電製品の使用期間は7~10年といわれており、住宅用火災警報器も電子部品の劣化などにより性能を十分に発揮できない可能性があります。
10年を経過している場合や、機器の異常・電池切れがあるときは、機器本体を交換しましょう。
設置してて良かった! 2022年 住宅用火災警報器 奏功事例
2階の居室で就寝中、リビングの住宅用火災警報器の鳴動に気付き1階へ行くと、洗面所に置かれていた電気機器やその周辺の物が燃えていた。
消火器を使用したが消火できず、119番通報し、消防部隊により消し止められた。家族は全員無事に避難することができた。
寝室で就寝中、寝室の住宅用火災警報器が鳴動していることに気付いた。
寝室には煙が漂っており、煙の方へ向かうと、別室で紙類が燃えていた。
急いで水を掛けて消火し、被害は最小限に抑えられた。
身近な道具も火災の原因となります 取り扱いに注意しましょう
リチウムイオンバッテリーの火災に注意
モバイルバッテリーやスマホなどに使われているリチウムイオン電池からの出火が増えています。
リチウムイオン電池は、衝撃を与えたり、決められた量より大きな電気を加えたりすると、ショートを起こして爆発的に燃えることがあります。乱雑に扱わないこと、適切に充電することが重要です。
使っていて膨らんだり、触れないほど熱くなったりするなどの異常を感じたら、使用を控えてください。
また廃棄されたリチウムイオン電池を含む電池類が、ごみ収集中などに発火する火災が全国的に起きています。本市では、リチウムイオン電池は特定処理品目です。ルールを守って廃棄しましょう。
コードリールなど配線器具の火災に注意
コードリールは、巻いた状態と伸ばした状態とでは、流せる電気量が違います。コードリール本体に記載されている許容量を超える機器を使用すると過電流となり、内部で過熱し火災となる可能性があります。
使用する場合は、接続する機器の電気使用量とコードリールの許容量を必ず確認してください。
また断線した箇所を手でよったり、テープで補強したりすると、配線が劣化して使用時に発熱し、出火する場合があります。自己修理は控えましょう。

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